. ページ31
.
まあ､ゆーてその時は
彼が養護施設出身で､たまたま町に出てる時にスカウトされたってことだけだったんだけどね...
もう少し深い話を知ったのは､つい最近の話｡
その時は俺が潰れてしまって､目黒くんに介抱されながら家に帰った｡
.
それからまた半年がたった頃､
目黒くんと仲良くなってよく買い物も一緒に行くようになっていた｡
最近は指名できる時は俺を指名してくれる｡
この頃くらいからめめって呼び始めてたのかな...？
仲良くなれてめちゃくちゃ嬉しかった｡
その日も撮影した後､2人でめめの家で宅飲みしようとしてた｡
スーパーでお酒を買い込んでめめの家に向かう｡
めめの家の前に着くと､1人の女性が立っていた｡
「めめの知り合い？」
そう聞くものの､めめからの返答が一切ない｡
顔を見てみると...真っ青になってた｡
これはただ事ではないと､女性に気づかれないように一旦その場を離れる｡
そういえば､最近やたらとストーカーに付きまとわれてると言ってるのを思い出した｡
「もしかして...あの人？？」
そう聞くと､めめが怯えながら頷く｡
「とりあえず今日はホテルに泊まろう｡」
そう言ってその日はホテルに泊まった｡
次の日､俺だけでめめの家に向かったが､まだ同じ人が立っていた｡
次の日...さらに次の日も
昼頃は居ないが､夜になると必ず家の前にその女性が立っていた｡
俺はめめに電話を繋げながら､大家さんと話をして､次立っていたら警察を介して話そうということになった｡
次の日､俺は昼間にめめの荷物を取りに部屋に行っていた｡
終わって､めめの部屋を出てマンションを出ようとした時だった｡
『あの､すみません』
あの女性に声をかけられたんや｡
「何ですか？」
俺は何事も無いように対応する｡
『あんた､目黒くんのお友達？』
彼女から"目黒くん"という言葉が出てきた｡
ということは､そういうことなんだろう｡
「そうだったらなんや」
ちょっと喧嘩腰で向かう｡
すると彼女は急にこっちに向かってきた｡
『私の目黒くんを返して！！もう何日も帰ってこないの！！！返して！！！！！！！』
と怒鳴ってきた｡
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1694人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぃ - 突然すみません。「Schneehaus」という作品が病系のお話の様ですが、こちらとシェアハウスの設定が似ている気がしました。おそらく主様の方が先にこのお話を考えられたのかなと思い報告させていただきました。 (2021年10月19日 5時) (
レス) id: 0d74d06c31 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしています！ (2021年2月7日 18時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 葵さん» リクエストありがとうございます！移行先で書かせていただきます！今後もよろしくお願いします！！ (2021年2月7日 18時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。リクエストなんですがdtがfkに初めて弱みを見せたお話をみたいです！ (2021年2月7日 12時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 綾子さん» こちらこそリクエストありがとうございました！今後もよろしくお願いします！！ (2021年1月31日 17時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ra. | 作成日時：2021年1月17日 2時
