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ラ「今日も相変わらず混んでるね〜!どこ行けばいい??」
阿「あっ、ちょっと飲み物入れてもらってもいい?」
ラ「分かった!先に手だけ洗ってくるね!」
そう言って流し台に向かう。
ラウールはここの近くに住んでいる高校生だ。
ある事件(?)がきっかけでここに通うようになった。
忙しい時は手伝ってくれるし、阿部に勉強を教えてもらったりしている。
シェアハウスの仲間と仲が良く、
「俺もここに住む〜!!」
って言ってるが、まだ高校生なので保留中。
いつでも住めるようにって、この前ふっかが空き部屋を掃除していたことはラウールには秘密にしてるんだけどね(笑)
『あら、ラウちゃん〜!授業終わったの?』
ラ「あっ、はい!」
『ラウちゃん〜お水貰ってもいい?』
ラ「はい!持ってきますね!!」
このとおり、近所の方々にも大人気だ。
にしても、足長いな...
渡「ねぇ、今何か考えてたでしょ」
「.....まあ」
渡「ラウに言ったら喜ぶと思うんだけどな〜」
阿「なになに??分かんない話するなよ〜!」
目「阿部ちゃん、これ何番テーブル?」
阿「あっ、それは2番!」
翔太には何となく考えてること伝わっちゃうし、そのやり取りを見て阿部はなんかうるさくなるし、目黒は...目黒だ。
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そんなこんなで17時を過ぎるとやっと落ち着いてくる。
ここからは俺と翔太でお店を切り盛りして
阿部とラウール、目黒はお勉強タイムに入る。
今日は人も少ないため、お店の中でやっているが、人が多い時は空き部屋を使ってやっていたりする。
阿「ここはこうして、こうすれば、ほら!」
ラ「...こういうこと??」
阿「そう!正解!やり方分かった?」
ラ「うん!阿部ちゃん先生の教え方やっぱりわかりやすいや!!」
ラウールは飲み込みが早いタイプで、直ぐに覚える。
阿部のおかげとラウール自身の地頭の良さからか、成績はかなり良いらしい。
目「阿部ちゃ〜ん、ここ教えて〜」
阿「はいはい〜、あ〜これ最初の部分で間違えてるから計算が狂うんだよ〜
めめ、7×9は?」
目「.....53」
こっちは高卒試験に向けて勉強してるんだけど...長い道のりになりそう(笑)
そんな彼らの姿を見ていると、あっという間に閉店時間の19時になっていた。
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ぴぃ - 突然すみません。「Schneehaus」という作品が病系のお話の様ですが、こちらとシェアハウスの設定が似ている気がしました。おそらく主様の方が先にこのお話を考えられたのかなと思い報告させていただきました。 (2021年10月19日 5時) (レス) id: 0d74d06c31 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしています! (2021年2月7日 18時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 葵さん» リクエストありがとうございます!移行先で書かせていただきます!今後もよろしくお願いします!! (2021年2月7日 18時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。リクエストなんですがdtがfkに初めて弱みを見せたお話をみたいです! (2021年2月7日 12時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 綾子さん» こちらこそリクエストありがとうございました!今後もよろしくお願いします!! (2021年1月31日 17時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ra. | 作成日時:2021年1月17日 2時