番外編：国王の願い ページ39
「どうしちゃったんですか？これっていつの間にか恒例になっちゃったんですか？」
ス「宮舘くんのご希望通りです」
「舘様までどうして…」
宮「ダメだった？」
「ダメじゃないけど…」
宮「いいじゃん、お家デート」
目黒の時同様、俺にもようやく願いを叶えてくれる時がきた
今回俺は「Aとお家デートがしたい」とだけリクエスト
撮影で使われるマンションの1室に今、俺とA、あと数人のスタッフさんがいる
目黒とはどうだったか知らないけど、
ある程度のプランはこっちで決めさせてもらった
ス「それじゃあ、僕たちは別部屋に撤退するんで2人きりになってもらいますね。カメラはずっと回してますから」
「え、俺何するか知らないんですけど」
ス「そこは宮舘くんがある程度決めてるから大丈夫」
「前と逆なんですね」
ス「ということで、後は宮舘くんよろしくね」
宮「お任せください」
スタッフさんが退室して、Aと俺だけが部屋に残された
プライベートで2人きりで遊んだりご飯を食べたりなんてことはほとんどなくて、
恐らく雑誌とかバラエティでも中々見ない組み合わせだと思う
だから俺もちょっとだけ緊張気味
「舘様、今日は何するの？俺本当に何も知らないんだけど」
宮「お昼ご飯一緒に作りたいなっては思ってるけど、今はまだ10時だからそれまではどうしようか」
「んー。とりあえずゆっくりする？」
Aが淹れてくれたコーヒーを持って
2人並んでソファに座る
「めめの時もそうだったけど、せっかくのお誕生日企画なのにこんなのでいいの？」
宮「これがいいんだよ」
「もうさ、プレッシャーすごいんだからね？」
宮「ごめんごめん(笑)」
もちろんメンバーみんなとやりたいことはたくさんあるけど、
きっとこれじゃなくても出来るんだよね
Aを独り占めする時間はこうでもしないと作れないから
「お誕生日権利使って他にやりたいこととかないの？」
宮「んー、じゃあ今日だけ名前で呼んでよ」
「…舘様もめめと同じこと言うの？」
宮「目黒には共感でしかなかったけど」
「んー、さすがに呼び捨ては出来ないから、りょ、涼太くんでいい…？」
宮「ありがとう」
少し照れくさいやり取りがあった後、
隣にある心地良い体温のおかげで徐々に瞼が落ちてくる
「少し寝る？30分後に起こすよ」
そう言うとAに肩を寄せられ
自然と頭が膝の上に
宮「…これ、想像以上に恥ずかしいね」
「お家デートだから特別だよ？」
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ヤタ(プロフ) - むにょさん» コメントありがとうございます！私も書いてて楽しい2人なので嬉しいです♪（２）でもぜひお楽しみください！！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 86bb847ddc (このIDを非表示/違反報告)
むにょ(プロフ) - ヤタさんのお話大好きです…！特に目黒くんと春くんのお話にキュンキュンしてます！これからも応援してます！ (2022年5月15日 23時) (レス) @page1 id: dae040d060 (このIDを非表示/違反報告)
eba.(プロフ) - ヤタさん» お返事ありがとうございます( ; ; )ヤタさんのペースで大丈夫なので気長に待ってますね！ (2021年3月15日 14時) (レス) id: 56936dd54a (このIDを非表示/違反報告)
ヤタ(プロフ) - eba.さん» コメントありがとうございます！ぜひリクエスト頂いたお話書かせていただきます！更新まで今しばらくお待ちくださいませ(^^) (2021年3月13日 21時) (レス) id: 86bb847ddc (このIDを非表示/違反報告)
eba.(プロフ) - いつも楽しく拝見しています！リクエストなのですが、すのちゅーぶのぐるぐる脱出王のお話を書いていただきたいです(＞＜)ご検討よろしくお願いします、、！ (2021年3月11日 22時) (レス) id: 56936dd54a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤタ | 作成日時：2021年1月11日 11時
