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私は翔太くんに何度も頭を下げ、謝って
彼の言葉も聞かずに家へ飛び込んだ。
後悔ばかりで、結局は睡眠不足。
自分でやったくせに焦っちゃったから
ちゃんと謝らなくちゃ。
だけど行動に移せないまま何週間か経った。
体重はみるみる落ちて、血色が悪くなって、
それでも単位はちゃんと取らなきゃいけないわけだから
大学にはもちろん行く。
ファンクラブの人たちからいじめを受けることもなくなった。
噂だけど、目黒のファンクラブは無くなったらしい。
目黒とら会わなくなった。
ファンクラブのリーダーはファンクラブが無くなったことがショックだったらしく、
暴飲暴食やストレスなのか
見た目がとても変わった。
私は、リーダーに睨まれることが増えた。
ある日の夕方とうとう、リーダーに捕まってしまった。
リーダー「ねぇ。」
みんなの前で出す高い声とは正反対のどす黒い声。
『...はい。』
リーダー「あんた、目黒と親しかったでしょ。」
『いや...向こうがただ来るだけです、』
リーダー「意味わかんない、っ!
なんで目黒くんがあんたみたいな女に固執してるのよ!」
滅多に人のこない、告白の穴場と言われている廊下の奥。
リーダー「あんたなんかいなくなればいいのに。ほんとむかつくんだけど。」
私は何も言い返すことが出来なくて。
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SOLA(プロフ) - B.さん» ありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです!!美容師...いいですよねぇ笑 私も好きです笑 こんなに嬉しいお言葉をいただけるなんて感激です……!! (2021年3月30日 14時) (レス) id: 1084a6e59e (このIDを非表示/違反報告)
B.(プロフ) - 初めまして!美容師の翔太くん設定が結構好きで、よく読ませてもらってるんですけど、1番好きなお話でした!!この作品に出会えて良かったです! (2021年3月30日 1時) (レス) id: 5317e60bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SOLA | 作成日時:2020年5月24日 9時