Dia nevado．IV

１４９ｰgreenｰ ページ33

ｰAbeｰ


すっかり目が腫れてしまった


だけど、憧れへ向かうためのスタート地点にやっと立てたこと


隣にこの愛しい人がいてくれること



...嬉しい。




終演後から楽屋に戻ってないからメンバーも心配してるだろうなって

Aにそう言ったら



雪「もう！絶対心配してるよ！綺麗な顔が...目腫れちゃったね(笑」



この子、心配してくれてるようで今の状況楽しんでる


ま、Aが笑ってくれることが嬉しいからいいけどね(笑






めちゃくちゃ遠慮するAを連れて楽屋へ戻ると





「ねーちゃん！！」

「Aさん！」


でっかい二つの影が...(苦笑



雪「ラウくん！お疲れさま、素敵だったよ。」

ラウ「へへっ！ねーちゃん来てるって知らなかったからびっくりした！」

雪「ふふ、急に決まったからね。ね、亮平くん？」

「...ん、急に連れてきてごめんね？」

雪「大丈夫(笑。目黒、さん？とてもかっこよかったです。...宇宙のお兄さん達も、素敵でした。」

目「あ、ありがとうございます！...お兄ちゃん達のこと...」

雪「ちょっとだけですけど、勉強しました！...これからも応援してます。」




弟たちと一通り話し終えたA、...めっちゃ人気者じゃんか...(笑






着替え終わって、緊張気味のAと少しゆっくりしてたら

代わる代わるメンバーが来て、その度にいじられた(笑



Aは終始顔が赤くて可愛いったら、もう






視界の端にはこーちもいて、多分だけどタイミング見てんだろうな






...恵まれてる





このメンバーと、愛しい人がいてくれる

そして大切なファンの方々がいる





俺は、俺らは、

まだまだ輝く雪を降らせていけるから



「...A、見届けてね？」

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