121-yellow- ページ2
-Yugo-
どれだけ奇跡を願っても現実は残酷で
俺の願いはもう叶わないものになった
優しさなんてあいつの為にできたものなんだ
あいつに俺の隣で笑っていてほしかった
でも
あいつは今は別の所で、幸せに、
笑顔で暮らしてる
幸せに出来んのは俺じゃなかったけど
...お前が笑ってんなら、それでいいんだよ。
、、、
「ゆーちゃん体調大丈夫?」
雪「うん。何となくふらつく感じあるけど、熱はないよ。」
ようやく敬語が取れてフランクに話してくれるようになった(笑
お話しようって誘ったのは俺だけど、
昨日の状況からして失敗だったなぁ
昨日より顔色悪くないし...、いや、まぁ白いな(笑
「結構顔色悪いけど...、キツかったら車戻ろう。」
雪「...お言葉に甘えてもいい?また倒れたら迷惑かけちゃう...(笑」
うーん、迷惑ではないからいいんだけど
ゆーちゃん、自分が倒れるかもしれないって確信があるの?
...君のその不調は、ただの風邪?
じゃ、ないよね?
雪「優吾くん?」
「あ、ごめん(笑。呼んでた?」
雪「うん、なんかさっきもだけどぼーっとしてるから。」
さっき...?
...あぁ(笑
古い、記憶を思い出してたんだった
「ちょっと考え事してた(笑。じゃ、ゆーちゃんの家向かうよ〜。」
雪「...うん。」
雪「ねぇ優吾くん。」
「んー?どーしたー?」
雪「...。」
あれ?放置?
寝たかなって、でもこんな秒で寝るか?って思ってちょっと振り向いたら
「ど、どーした?」
なんだろうか...
言っていいのか、でも言っちゃったら...
っていう葛藤がわかりやすく表情に出てる
...こんな時に俺がかける言葉はひとつだろうな
「焦らなくていーよ。話したかったらでいい。タイミングは大事だからね(笑。俺は聞いてあげることしか出来ないけど、聞いてあげられるから。」
雪城Aは、あいつじゃないけど、俺があいつにしてやれなかったこと
大切な友人の大切な人だからね
2人には2人で幸せになってほしいんだ(笑
...俺のこの気持ちはだーれも知らないけどね
雪「あの、」
「うん。」
雪「...病気でも、一緒にいていいと思う...?」
...そっか。そうだったんだね。
再発か
でも、それでも、
「阿部ちゃんは一緒にいると思うよ。」
今の阿部ちゃんの答えなんてひとつしかないからね(笑
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No.07(プロフ) - かなさん» コメントありがとうございます!一気読みしていただいて、嬉しいです♪お楽しみにしていただいてるのに更新止めてしまっていて申し訳ありません...。時間かかっても更新していきますので、もう暫くお待ちください! (2020年3月22日 22時) (レス) id: 1ed73bc575 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - はじめまして。一気読みしました。亮平くんに早く幸せになってもらいたくてとても続きがきになりました!お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください。 (2020年3月22日 19時) (レス) id: cf09c904b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:No.07 | 作成日時:2020年2月26日 23時