058. ページ12
渡辺翔太side
本当に驚いた。
ずっと会いたかった人が目の前に現れるってパニックだよ。
『...お疲れ様でした。』
即座に帰ろうとするAを
深澤「待って、」
ふっかが引き止めた。
『...っ、何？』
深澤「...戻ってきて。Snow Manに。」
その言葉にAの表情が一瞬歪んだ。
『ごめん、無理。それにそれはたつくんの意思でしかない。』
「俺も、戻ってきて欲しいけど。」
宮舘「もう一度、Aとステージに立ちたい。」
阿部「うん。俺もAと一緒にやりたい。」
岩本「俺も、同じ気持ちだよ。」
佐久間「やっぱり、Aにいて欲しい。」
『...っ、』
目黒「俺はずっと言ってんだけど？」
向井「俺、はなちゃんと一緒にやりたい。」
ラウ「僕も、Aちゃんと一緒に踊ってみたい。」
俺らの思いはひとつだった。
深澤「めめ、康二、ラウまで...。Aっ、これが、Snow Manの想いだよ。」
『...応えられないよ。私は。』
どこか寂しそうに、ニコッと笑うA。
そして下唇を噛んだ。
『私は、アイドルをやるつもりもう無いよ。Snow Manには戻らない。個人で活動する。だからごめんね。』
深澤「なんで、」
『無理なものは無理なの！何も知らないのに言わないで、そんなこと！！！』
全員が静まり返る。
『...滝沢くんのとこ、行かなきゃだから。』
そう言って部屋を去ったA。
さっきの言葉が本心じゃないことは、俺らには分かってる。
Aが下唇を噛むのは嘘をつく時。
それをわかっているからこそ、なぜ嘘をついたのか、疑問だった。
「...なぁ、目黒。」
目黒「...翔太くん、なんですか。」
「Aの持病って？休止しなきゃ行けなかった理由って何なの？」
佐久間「確かに。1年ぶりに会ったけど、変わった感じしないし。」
目黒「ごめんなさい。俺からは言えないです。Aの口から聞くべきだと思います。...話すかわかんないけど。...A送るんで俺も帰ります。」
目黒も部屋から去って、
深澤「くっそ！なんで！！！」
岩本「チッ、分かんねぇよ、」
俺らのむしゃくしゃした気持ちはどこにぶつけるべきなのか.....。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2060人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
飯島実花 - すごくよかったですか嬉しいですね私も泣きましたもんね！ (2023年1月29日 17時) (
レス) @page8 id: e8477ecefb (このIDを非表示/違反報告)
飯島実花 - すごくよかったですね！私も見ましたよとても感動しましたね！ (2023年1月29日 17時) (レス) @page2 id: e8477ecefb (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - やーりさん» リクエストありがとうございます。近々移行予定なので移行後に書かせていただきたいと思います。 (2020年7月21日 23時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
やーり - 北斗くんとのイチャイチャがみたいです (2020年7月8日 1時) (レス) id: a2d18fb13a (このIDを非表示/違反報告)
佐々木(プロフ) - Twitterとかってやってないんですか？ (2020年4月14日 13時) (レス) id: e312adaa83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆずき
| 作成日時：2020年2月13日 15時
