君がいなくなっても

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『...みん、な？なんでっ.....？』




渡辺「戻ってくんの遅ぇなって思ったら、樹たちが男に腕掴まれてここはいるとこ見たって。」




宮舘「うちの姫になにしてんの？」




阿部「あんたのやってる事犯罪だよね？」




高梨「ちがっ！合意の上で！！」



佐久間「縛って泣かせて、それが合意？」



岩本「それ以上触んなよ。」



深澤「警察もういるから。もう終わったな。」



6人は今まで聞いたことないぐらい低い声で、



高梨「チッ、クソっ。」



そしてすぐ高梨さんは、捕まった。



あべちゃんとたつくんがロープを解いてくれて、



阿部「気付いてあげれなくてごめん、手痛かったよね。」



『.....っ、いやっ、、、』



あべちゃんが優しく手を握ろうとしてくれたんだけど、怖くて拒否してしまった。



阿部「あっ、ごめ...。」



『っ、違う...違うからっ、、』



嫌じゃない、大丈夫って思ってるのに、体が拒否してしまう。



そんな私の肩に大きなパーカーがかけられる。



深澤「俺の、着てな。」



それから、事情聴取とかされて解放されたのは1時間後。



岩本「っ、ほんっと、ごめん。守ってあげれなくて。」



立花「マネージャー失格だよな、変化に気づいてやれなかった。」



メンバーにも、立花さんにもめちゃくちゃ謝られて、みんな悪くないのに。



『っ、、怖かった.......。けどっ、みんな来てくれてっ、嬉しかった、ありがと、、』



とは言っても、まだ男の人は怖くて。



手を握ることも、目を合わせることすら出来ない。



ただ、たつくんのパーカーからするたつくんの匂いに少し安心させられた。

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