君がいなくなっても

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入所したての頃、個人でレッスンを受けてた私。



ある日、とんでもない先輩が講師として来てくれた。



『...っ！おはようございます！』



？「おはよう。君がジャニーさんが言ってた子か。...緊張してる？」



ニコッって笑いかけてくれるのはやっぱりジャニーズだなって。



『します！だって...屋良くん...。』



とんでもない講師とは、屋良朝幸くんのこと。



屋良「おぉ、知ってくれてるの？」



『知らないわけないです！ダンスすごい憧れてます！！』



屋良「え、嬉しいんだけど。じゃあ、早速だけど練習しようか。」



『はい！お願いします！！』



気合いを入れてスタートしたものの、他の講師の先生とは比べものにならないくらいハードな練習。



屋良「じゃあ次。.....やってみて？」



いきなり難しそうなステップを見せられ、やってと言われ、プチパニック。



運動神経は人並みにあるとは思ってるけど、ダンスに関しては初心者だし。




『...えっと...。』



屋良「...今のステップ見て、やってって言われてどう思った？」



『...無理だって思いました。』



屋良「やっぱりさ、初見のやつ見せられたら、出来るか出来ないかって、まず考えるじゃん？そうじゃなくて、自分はそれをやるのかやらないのかだと思うんだよね。」



出来るか出来ないかじゃなくて、やるかやらないか。



屋良「...で、どう？」



『やります。』



それからも屋良くんは何度もレッスンしてくれて、



ダンスの実力を上げて貰った。



Snow Man加入の連絡をすると



思う存分、ダンススキル見せつける時が来たな。



って。



だからこそ、頑張らなきゃ。

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