悪友 ページ1
渡辺side
樹「へーAちゃんねえ。実はしょっぴーのこと前から知ってたりして。」
週に何回かご飯に行く樹。
別に隠す必要もないし、ご飯の頻度ももしかしたら減るかもだし、Aちゃんと付き合っていることを話した。それと、付き合った経緯も。
渡「…それはない。」
Aちゃんと初めて会った日のことを思い出す。
SnowManのグッズなんて一切ない部屋。
俺の顔を見ても表情ひとつ変えなかった姿。
樹「けど、フツーに興味あるわ、その子。しょっぴーが彼女にするくらいならめちゃくちゃ可愛いんでしょ？今度会わせてよ。」
渡「やだ。お前、すぐ人のもの欲しがるじゃん。」
樹にだけは会わせたくない。
もし、Aちゃんが樹のことを気に入ってしまったら？
俺のところから離れてしまったら？
考えるだけで沸々と黒い何かが浮かび上がってくる。
樹「あ、バレてた？」
意地悪そうに笑う樹。
ほんと、コイツは油断できない。
樹「でも家隣っしょ？しょっぴーのうち行ったついでにピンポン押しちゃおっかな。」
煽るような目付き。
完全に面白がってる。
渡「やめろ、バカ。」
樹「冗談だって。」
渡「樹のそれ、冗談に聞こえないから。」
樹は「えー、厳しいなあ」と笑いながらグラスに入った酒を口に含む。
樹「てかさっきまで一緒にいたんでしょ？よかったの？」
渡「隣に住んでんだもん。いつでも会えるし。」
樹「いつでも会える、ねえ。…そう思ってんのしょっぴーだけかもよ？」
渡「…どういう意味。」
樹「そのまんまの意味。メンバーにも会わせてるのもだけど…目黒がアプローチしてるんでしょ？もしかしたらころっといっちゃうかもよ？」
樹の目は真剣だった。
渡「…そういう笑えない冗談イヤだ。」
正直ドキッとした。
俺がもし女だったら目黒は魅力的に映るだろうから。
Aちゃんがそんな子だとは思えないけど、もしそうなってしまったら？と考えるとゾッとする。
樹「とりあえず、今日のことは謝るべきだねー。ま、俺が誘ったんだけど。」
俺は頭の中を巡る不安をかき消すように、グラスに残っていた酒を飲み干した。
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小豆(プロフ) - TikTokさん» ご指摘ありがとうございます。訂正させていただきました…！ (2020年12月2日 4時) (
レス) id: 8cc00cb2b2 (このIDを非表示/違反報告)
TikTok - ページ２から名前変換できなくて小豆ちゃんは本当にいい子だと思うになっています。直していただけると幸いです (2020年12月2日 3時) (レス) id: 6febd5b71e (このIDを非表示/違反報告)
小豆(プロフ) - みるきーさん» 初めまして！コメントありがとうございます。 私もようやく二人に平和な日々が訪れて安心しています…！どうぞこれからもよろしくお願い致します。 (2020年11月22日 13時) (レス) id: 702e6b81f5 (このIDを非表示/違反報告)
みるきー(プロフ) - 完結おめでとうございます。2人にようやく平和？な日々が訪れて安心しました。番外編も楽しみにしています！ (2020年11月22日 3時) (レス) id: 3b9a27c99c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小豆 | 作成日時：2020年10月24日 4時
