Snow boys

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阿部side

トイレについて下着を下ろすとびっくり

今まで見た事ないくらいの血の量でもう少し後だったら漏れちゃってたかも

なんとなく貧血が起こったのも納得しちゃうけど

どうしよう…って焦りまくり

とりあえず夜用を付けて応急処置する。


水を流すと佐久間の声。

ドアが開けば目が合って不安な気持ち気づかれちゃった、



ベットに移動すると

大「よいしょっ…どうしたの？困ってることあるかな？」


こんな事相談するのもなって思うけどやっぱり不安で

「……量…今まで見たことないくらいおおくて…ｸﾞｽｯ」

大「おぉ、大丈夫だよ、どうしたでやんすかね〜」

打ち明けると同時にまた涙がこぼれてくる。


あぁ佐久間の前で泣くなんてって思うけど

この時期だしメンタルはもうボロボロ。

大「だから貧血でしんどくなっちゃったのかなあ…」



ちょっと様子みてそれでもって時は病院に行く事に。

まだ心はもやもやするけど背中摩ってくれて一緒に考えてくれる佐久間がいるから心強い。




ん？まって……

「あっ、しごと……！いかなきゃ…ﾊｱｯ」

そうじゃん俺今日収録あるじゃん！

そう思って急いで起き上がるとまたクラッとする感覚。


大「いきなり起きたらしんどくなっちゃうでやんすよ、今日
はお仕事お休みしようね〜」


え？って思ったけどさっき俺がトイレに行ってる間にリスケしてくれてたみたい…


正直、こんな事でって情けないけど

大「あべちゃんさっきより顔色よくなったでやんすね！
佐久間さんほんとに心配したよ〜」

「今日は一緒に嫁見ようね！」なんて言うからいつもと変わらない言動にくすっと笑う。

さらには、それどころじゃなくて気づかなかったけど色々買い物してから来てくれたみたい。



そんな佐久間の優しさに甘えたくなって

「うん…っありがとう…たすかった…」

なんて言っちゃうのはあの日だから。って事で良いよね？


あの後、量はいつもくらいに戻って2人でほっと一安心。



佐久間本当にありがとうね。

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