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周央.
周央｢(リビングに来て)...お風呂、ありがとう｣
宮舘｢ぶかぶかだね(笑)
(周央の頭に手を置いて)俺もお風呂入ってくるね。好きにくつろいでくれてていいから｣
周央｢うん、行ってらっしゃい...｣
涼太くんがお風呂に入っている間、ソファーに座って携帯の電源をつけると不在着信やメールがたくさん来ていた。
[大丈夫！？]
[怪我してないよね？]
[ふみたーん！！]
[ふみちゃんお願いだから電話出て😭]
[見たら返事して]
返事をしようとトーク画面を開こうとしたら、ふっかから電話がかかってきた。
周央｢...もしもし？｣
深澤[ふみ！？]
阿部[照！ふみ電話出た！]
岩本[っ！ふみ...！！]
深澤[無事なんだよね！？良かったぁ...]
岩本[マジで心配したんだからね！？葉山さんから電話かかってきてさ...(泣)]
周央｢うん...。ごめん、心配かけて｣
他のメンバーにも無事だということと、涼太くんの家にいることを伝えてまた携帯の電源を落とす。
宮舘｢(タオルを首にかけて)携帯ずっと鳴ってたよ｣
周央｢みんなから電話とか来てた｣
宮舘｢そっか(周央の隣に座って頭をなでる)｣
私の隣に座って、じっと見つめてくる涼太くん。
宮舘｢...ごめんね、何もしてあげられなかった｣
周央｢え、いや...。涼太くんのせいじゃ......｣
宮舘｢葉山さんから聞いた。病院通ってるんだって？｣
周央｢......｣
葉山さん、あんなにメンバーには言わないでって言ったのに...。
宮舘｢葉山さんが着替えと一緒に、飲んでる薬も持ってきてくれるって｣
周央｢...(頷く)｣
宮舘｢史那、おいで(両手を広げる)｣
周央｢...(涙をこらえて勢いよく宮舘に抱きつく)｣
弱っている状態で涼太くんにそんなことを言われると、何も考えずに抱きつくしかなくなる。
宮舘｢(周央の背中に手を回す)｣
周央｢...何のためにお仕事頑張ってるのか分からなくなっちゃった。
もう、疲れた...｣
宮舘｢......｣
周央｢...っ、しにたい......(泣)｣
宮舘｢...！！｣
ーーーーー
宮舘.
史那からそんな言葉を聞く日が来るなんて思わなかった。
ただでさえ普段から弱音を吐かないのに、そんなことを...。
周央｢最近、同じ内容の夢を見るの。メンバーみんなが、私から離れていく夢。
それで毎回、泣きながら目が覚めて...(泣)｣
宮舘｢(周央のほっぺを両手で包み込む)｣
周央｢っ...？｣
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作者名：燦
| 作成日時：2021年11月29日 3時
