Story…33ーEndー ページ33
『待って…っ』
阿部
『…A？』
『…今は離れないで。』
阿部
『…わかったよ。』
もう一度布団の中へ
二人潜り込んだ。
阿部
『…すごく可愛かった。』
『…っ』
汗をたらしながら
色っぽい表情でそう言った彼。
『私…』
阿部
『ん…？』
『…もう亮平がいないとダメみたいなの。』
阿部
『うん』
『…ずっとそばにいてくれるの？』
阿部
『…ふふ』
『亮平…？』
阿部
『…俺なしじゃ生きられない？』
返事の代わりに頷く。
阿部
『…そうでなきゃ困るんだよ。』
口角が一瞬上がったのが見えて
また彼が私に覆いかぶさった。
阿部
『俺には一生勝てないね…Aは。』
ーーーーーーーーーーーー
ー後日
私は普通に学校に通っている。
佐久間
『おはよ！』
『おはよ、佐久間くん』
佐久間
『すごいね、阿部ちゃんって。笑
どんな力使ったんだか…』
確かに…
何も心配しなくていい、
その一言を聞かされただけで
気づいたらあの城で暮らすことになり
通学することになっていたんだから。
佐久間
『でも俺は嬉しいよ〜？
○太もAちゃんの作るハンバーグに
ハマっちゃったみたいだし？笑』
『普通のハンバーグなんだけどね。笑…』
私は居場所を見つけた。
危なくて妖しいかもしれないけど。
毎日彼に心もカラダも愛されるなんて
これ以上の幸せがどこにあるのか。
…あったとしても知らなくてもいいや。
ｶﾞﾁｬｯ
『…ただいま』
阿部
『おかえり。』
ほら…とびきりの甘い時間。
ーーーーーーーーーーーーEnd
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杣クリーム(プロフ) - menoさん» 良かったです……！！笑 (2021年2月16日 22時) (
レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
meno(プロフ) - まともに阿部ちゃん書けない作者さんほんと最高ですありがとうございますっ (2021年2月16日 22時) (レス) id: a41f81c6b1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 絶対よみます！！(笑)ありがとうございます♪♪ (2021年2月6日 0時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
しょっぴーの使用人(プロフ) - さらさん» ぜひ！読んでいただけるなら書きます！笑 (2021年2月6日 0時) (レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
さら - 凄く面白かったです！！完結おめでとうございます！！また阿部ちゃんのお話書いて下さい！！いつも色んな作品楽しみにしてます！！ (2021年2月5日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年1月23日 0時
