Story…31 ページ31
屋敷に戻った後も
どこか心が落ち着かないようで
呼びかけても反応が鈍いことが増えた彼。
そして時折、不安が襲うようで。
『…蓮？』
私を抱きしめる腕が強くなった真夜中。
目黒
『…ごめん。』
『…ううん。大丈夫だよ。目覚めちゃった？』
目黒
『…Aがいなくなる夢だった。
俺の前から。』
そんなことなんてありえないのに。
貴方に救われた私が
消えることなんてないのに。
『…蓮。』
目黒
『…ん？』
抱きしめられたまま
見上げる形になる。
『…私はまた蓮に笑って欲しいんだ。』
目黒
『…っ』
『…私がここに来た時、
蓮は不安がる私に笑顔見せてくれてたから。
それにすごく救われてた。』
(回想)
目黒
『映画、興味ある？』
『映画…？』
目黒
『これめっちゃ面白いの、一緒に見ない？』
目黒
『笑ったらもっと可愛いじゃん』
『そんなわけ…！』
目黒
『俺が嘘つくように見えるの？笑』
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杣クリーム(プロフ) - なぎさん» 出逢って読んでくださり、ありがとうございます😳🖤 (2022年1月18日 19時) (
レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - こんばんは！今回のお話しもとても面白かったです。特にめめが主人公を助ける初めのシーンは本物のめめの様に男らしくて、その場面が簡単に想像出来て読んでいて楽しかったです。今回も素敵なお話しを書いて下さり、ありがとうございました。 (2022年1月18日 18時) (レス) @page35 id: e44ab1c4b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月7日 0時
