Story…4 ページ4
不安そうにこちらを見るスタッフ。
目黒
『行こう』
『…はい』
さっき彼女は頷いてくれた。
俺は信じる。
例え裏切られるかもしれなくても
疑うだけの人生の方が辛いと俺は思うから。
目黒
『…どうした?』
出口のところで足が止まる。
『ごめんなさい…久々の外で…なんだか…』
みんなが何気なく見上げる空さえ、光さえ。
彼女からすれば《怖い》という感覚になるんだろう。
目黒
『焦らなくていい。』
『え…』
目黒
『深呼吸して…』
『はー……ふう……』
それを何度か繰り返させれば
目黒
『いけそう?』
『…はい』
目を閉じてその一歩を踏み出す。
目黒
『できんじゃん。凄いな。』
あらかじめ外に用意させておいた車に
彼女をゆっくり乗せる。
先に乗せてドアを閉めた後。
?
『蓮様。全く聞いておりませんが?』
目黒
『…だって言ってねぇもん。
時間がなかったんだよ、あとでちゃんと説明するからさ…。
照は力になってくれるって思って連絡したのに…』
岩本
『家の外では岩本とお呼びくださいね?
はぁ…とにかくご自宅に戻りましょう。』
ーーーーーーーーーー
※評価のご協力お願いします。
実験的公開シリーズなので
状況を見て
予告なく削除する場合もございます。
ご了承ください。
992人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杣クリーム(プロフ) - なぎさん» 出逢って読んでくださり、ありがとうございます😳🖤 (2022年1月18日 19時) (レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - こんばんは!今回のお話しもとても面白かったです。特にめめが主人公を助ける初めのシーンは本物のめめの様に男らしくて、その場面が簡単に想像出来て読んでいて楽しかったです。今回も素敵なお話しを書いて下さり、ありがとうございました。 (2022年1月18日 18時) (レス) @page35 id: e44ab1c4b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:杣クリーム | 作成日時:2020年12月7日 0時