Story…19 ページ19
目黒
『…食べさせてはくれないんだ』
『え。。』
目黒
『…病人なんだけどな』
『あ、いや、自分でできるって言われるかと…
やります…』
慌ててるその姿が可愛いから
つい意地悪をしてしまう俺。
『あ、あーん……』
目黒
『(パクっ』
『どうかな…?』
目黒
『…うま。まじうまいよ。すげぇ。』
その言葉を聞いて胸に手を当てて
ホッとする彼女。
目黒
『それに…』
『…?』
目黒
『めっちゃ優しい味がする。』
今、すごくしんどいはずなのに
Aの顔を見て
Aの作ってくれた料理を食べて。
今まで経験してこなかった時間を感じてる。
寂しいと思っても
強がるしかできなった自分を
確実に彼女が変えてくれていた。
目黒
『A、ありがと』
『そんな。私は…』
目黒
『…もっと自信を持っていいんだよ。
Aは十分凄い。
少なくとも俺は…』
『目黒くん…!?』
…一番大事なところで俺は限界に達したらしく
意識を失った。
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杣クリーム(プロフ) - なぎさん» 出逢って読んでくださり、ありがとうございます😳🖤 (2022年1月18日 19時) (レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - こんばんは!今回のお話しもとても面白かったです。特にめめが主人公を助ける初めのシーンは本物のめめの様に男らしくて、その場面が簡単に想像出来て読んでいて楽しかったです。今回も素敵なお話しを書いて下さり、ありがとうございました。 (2022年1月18日 18時) (レス) @page35 id: e44ab1c4b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杣クリーム | 作成日時:2020年12月7日 0時