Story…15 ページ15
目黒
『Aはそうじゃないんだからさ。
お兄さん見つけて、幸せになって欲しいっていう
勝手な俺の希望だけど。』
『…寂しくない？』
敬語が外れてしまったことにすぐ気づいて
訂正しょうとしたけど
それを彼が手で止めた。
目黒
『…慣れ、かも。』
『…』
目黒
『この家で俺が自分らしくいることは無理な話。
その分、外に出て自分のやりたいことやって
人にできるだけ力になりたいと思ってる。』
第三者から見れば
お金があって大きな家があって
家族が皆優秀なこの家でも
その中には
孤独を感じてる人間がいるかもしれない。
『…私は何か力になれるのかな』
目黒
『Aが？』
『…私に何ができるかなんてわからないし
うまく思いつかないけど…
…目黒…くんにできることがもしあるなら』
すると、軽く笑って
目黒
『…じゃあ、俺のそばにいて』
『え…？そばに…？』
目黒
『こうやって二人で食事しよ。
どっか出かけるのもありだな。』
『待って…そんなことでいいの？』
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杣クリーム(プロフ) - なぎさん» 出逢って読んでくださり、ありがとうございます😳🖤 (2022年1月18日 19時) (
レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - こんばんは！今回のお話しもとても面白かったです。特にめめが主人公を助ける初めのシーンは本物のめめの様に男らしくて、その場面が簡単に想像出来て読んでいて楽しかったです。今回も素敵なお話しを書いて下さり、ありがとうございました。 (2022年1月18日 18時) (レス) @page35 id: e44ab1c4b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月7日 0時
