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Watanade said
深「…そっか、なら良かった」
ふっかはそう言うと目尻を下げて笑った。
その行動にAは驚いていた様で、
「どうして、そんなに優しいの…、」
余計に泣きそうになっていた。
深「俺らはさ、Aの仕事の忙しさとか、気持ちとか分かってやれないから話を聞くしかできないの、
だから俺らの存在がAにとって支えになれてればいいなって、な、なべ?」
渡「おう」
ふっかに言われてしまって簡潔な返事しか出来なかったけど、ほんとに俺らはAの支えになれてればほんとにそれは嬉しい。
「…っ本当はね、今日のお仕事、しんどかった…、」
俺の返事を聞くと、Aはずっと心に溜めていたかもしれない悩みを始めた。
深「そっか、そっか、それは辛かったなぁ、」
「ほんとは、もっとみんなのことを広めたかったのに、できなかったぁ…、」
俺らは、こうやってAの悩みを取り除くことしか出来ないから、
渡「ちゃんと悩みを俺らに話せよ、?」
ふっかの腕の中で眠ってしまったAのおでこに1発デコピンを食らわしてから言った。
深「あー、なべひどーい、」
渡「うるせっ…笑」
お前のことは俺らが守るから…。
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作者名:suger | 作成日時:2021年12月5日 7時