愛で満たして

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目黒 side




「 やめてって言ってもやめないからね？」




涼太くんなりの忠告だろうけど




俺 やめてなんて言わないから 大丈夫だよ





俺の腰を持って激しく出し入れされる




部屋には厭らしい水音と乾いた肌と肌がぶつかる音




「 あぁ … りょ 、たくん きもち … おく！あっ 」




あとは俺の口から出る嬌声のみが響く




「 れん 、ずっと いってるね？可愛い 」




びくびく震えが止まらなくて




もはや俺のものから出るものは透明に近い




首 胸元 脇腹 臍の下 太腿 脹脛 足先




色んな所にたくさん紅い華を咲かせる涼太くん




心臓の真上の辺りにはくっきり歯型が残ってる




これも俺が前に頼んだこと




「 りょおたくん … ひ 、だりうで 、も … 」




腕は衣装とかで出て見えちゃうからって前に




言われたけど二の腕の内側なら案外見えないと思う




「 ここでいいの？」




場所の確認をして強く吸いつかれた




さっきから跡付けられてるだけで俺は




いくのが止まらないのに




まだ平然とした顔してる涼太くん




「 もっと 、すきに … してください 」




優しいからすぐ俺に気を遣うから




たまにわざとスイッチが入るような事を呟く




「 … 意識 飛ばさないでよ？」




さっきとは比べ物にならない速度で律動される




「 あぁ！ぅ … はっ 、や … だめぇ
くりゅ 、きちゃ … 〜〜〜 っ 」




思いっきり潮を ふいて意識が飛ぶ そう思ったけど




涼太くんに頬を叩かれて意識が徐々にハッキリする




「 飛ばさないでって言ったよね？」




光の宿ってない目で俺を見る涼太くんのその顔が




俺は凄く好きなの




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