深澤さんは○○です。

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自分の気持ちに終止符を打つなら

もうみんなと、ふっかさんと離れた方がいい







それが、わたしの出した答え


精一杯の強がり









深「まって、A。ちゃんと理由聞かせて」

『理由…？そんなのわたしの勝手ですよね？』

深「黙って離れてくなんて俺が許さないから」

『だから、その……』








まるで逃がさない、とでも言うように

わたしの隣に座って出られないようにする






完全に逃げ場を失ったわたしは

必死に頭の中で次に発する言葉を探す









深「……ほんとはそんな気ないくせに」








グッと腕を引っ張られたかと思ったら

全身を柔らかな温もりで包まれた








深「お前さ、俺の気持ち知ってて言ってんの？だとしたらすげえムカつくんだけど」

『……？』

深「はあ……」









肩に顔を埋めてるから

ふっかさんの声や吐息がすぐそこで聞こえる








深「A、顔上げて」

『……いや』

深「いいから、はやく」








もう嘘を貫き通すことも

ふっかさんに逆らうことも出来ないと察し

ゆっくり顔を上げふっかさんを見る








『……っ』








そこにはいつになく真剣な眼差しをしたふっかさんがいて

心臓がドクンと跳ねると共に思わず息を飲んだ

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