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ふっかさんと久しぶりにプライベートなことを話した気がする







わたしがこれ以上好きになりたくないと

それとなく、ふっかさんを避けていたから






さっくんに「何かあった?」と心配されたけど

特に何もないよ、と誤魔化し続けた



……たぶん、察しのいいさっくんは気づいてるけど









最低限のことしか会話をしてこなかったこの一週間

ふっかさんとちゃんと話すことはできるんだろうか…








そんなことを思いながら

楽屋から少し離れた廊下を歩いていると









阿「Aちゃん!」

『わっ、びっくりした』

阿「驚かせてごめん、いま忙しい?」

『ううん、大丈夫だけど』

阿「そっか。ちょっと話したいことがあって」

『うん、いいよ』

阿「……場所変えよっか」









阿部くんに連れられて空き部屋に入り

会議室のような配置の机

その一番手前に阿部くんと並んで座る









沈黙を破ったのは阿部くんだった









阿「酔ったふっかをさ、送ってった日覚えてる?」

『覚えてるよ』

阿「じゃあ、俺がしようとしたことも?」

『……うん、忘れられないよ…』

阿「はは、だよね」








ふう、と一息ついて、阿部くんがこっちを向いた







阿「俺、Aちゃんのことずっと好きだった」

『……』

阿「いつも一生懸命で、一番に俺たちのこと考えてくれて、優しくて、そんなとこが好きだった」

『……ん、』

阿「でもね、よくAちゃん見てたら分かったんだ。Aちゃんは他に好きな人がいるんだって」







小さく「ごめん」と呟けば

どうしてそんなこと言うの、と頬を膨らませた







阿「Aちゃんとあいつは絶対上手くいくって俺も自信ある。でも、ちゃんと気持ち伝えたかったんだ」

『……阿部くん』

阿「ん?」

『いろいろ、ありがとう』

阿「はは、どういたしまして。いつでも話は聞くし、俺はあいつよりAちゃんを守るから」

『ふふ、それはふっかさんが可哀想だよ(笑)』









我慢できずに流れてしまった涙を指で拭って

阿部くんは優しく微笑んだ









阿「さ、行こっか。あいつら待たせてるよね?」

『怒られる覚悟で行きましょうか』

阿「適当に嘘つけば騙せるっしょ、俺に任せて」

『……阿部くん、さすがです』

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chocochan114(プロフ) - とっても大好きな作品でした。ぜひ続編を書いていただければと思います。 (2019年9月13日 23時) (レス) id: 3ff47050e1 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - とってもキュンキュンしました!ぜひ続編を書いてほしいです! (2019年9月12日 22時) (レス) id: 0920edeea2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきんぐ☆(プロフ) - とっても面白い作品でした!!SnowHouse大好きなのでぜひ続編お願いしたいです!! (2019年9月12日 20時) (レス) id: 1dbd86bd34 (このIDを非表示/違反報告)
maru05032(プロフ) - もう毎日更新されてないかワクワクして待ってました!!すっごく面白かったです!!新作がひーくんってことなのでそれもめちゃくちゃ楽しみにしてます!!! (2019年9月12日 20時) (レス) id: 5ecd009b2a (このIDを非表示/違反報告)
京北わか(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とてもおもしろかったです!これからも頑張ってください! (2019年9月12日 17時) (レス) id: 4e915e623c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さく | 作成日時:2019年8月18日 21時

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