＃７ ページ7
時刻はもうすぐ10時30分
まだ阿部くんは起きてこない
阿部くんが起きた時に一緒に食べる用のお菓子
涼ちゃんが帰ってきた時用にコーヒーを３人分
とりあえず自分のコーヒーをマグに入れ
テーブルへ運ぼうとした時肩に重みを感じた
『阿部くんおはよう』
阿「……ん、おはよ、」
『ゆっくり寝られた？』
阿「んー…」
『珍しいね、阿部くんが遅く起きるの』
阿「舞台の疲れ取れなくて」
そっか。
わたしがここに来る前は京都で舞台頑張ってたんだもんね
『お疲れ様だね。今日は一緒にゆっくりしよ』
阿「うん。ね、舘さんは？」
『涼ちゃんね、お買い物行ってくれてるの』
阿「ああ、そうなんだ」
『たぶんもう少しで帰ってくると思うよ？』
阿部くんの腕がお腹に回ってる
それに気づいて、恥ずかしさを隠すように言葉を繋ぐ
『あ、そうだ。阿部くんの好きなお菓子あそこに…』
たくさん用意してあるよ、
言いかけた言葉は阿部くんの胸板に消えていった
阿「ほんとは起きてた」
『え？』
阿「Aが起こしてくれるの、待ってた」
『……』
阿「あー、ごめん。いまのなし」
顔を真っ赤にして照れてるのが見えたから
わたしは何も言わずに、彼の服の裾を掴んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 531人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結奏(プロフ) - 続編楽しみにしてます！！ (2019年5月7日 13時) (
レス) id: 0352446aed (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - とても素敵なお話ですね。更新頑張ってください (2019年4月4日 16時) (レス) id: e12a29f17e (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - こんばんは！！更新有難うございます♪ (2019年3月10日 1時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - 初めまして(°▽°)SnowManのお話を探していてこのお話を見つけました(^^)私このお話好きで続きが気になります(´・ω・`)続き待ってます！！ (2019年3月9日 15時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さく
| 作成日時：2019年2月26日 11時
