＃２３ ページ23
次に目が覚めた時にはもう真夜中だった
泣いたまま寝たせいで
目が酷く赤くなってるのがわかる
さっきより少し頭痛は収まった
風邪特有の寒気もあまり感じない
もうみんな帰ってきたのかな
そう思って起き上がろうとするけど
思うように身体に力が入らない
何度か挑戦して、諦めた
旅行に行く前、寂しくないようにって
７人で撮った写真を眺める
……これが康太に見られなくて良かった
その時、誰かがドアをノックした
岩「…A、入るよ」
『ひーく……』
岩「ああ、危ねぇから。俺が起こす」
『…ありがと』
熱は無いかとか、汗ばんで無いかとか
全部ひーくんが確認してくれて
最後にグッと、優しく引き寄せられた
岩「………ごめん」
『なんでひーくんが謝るの？』
岩「守ってやれなくてごめん」
『謝らないでよ。そんなの聞きたくない』
ひーくんの肩は震えてた
声も、背中に回された手も、全部
わたしはただ
ひーくんの肩に顔を埋めることしか出来なかった
静寂を破るようにまたノック音が響き、
ドアを開けた先には佐藤さんと女の人が立っていた
佐藤「……岩本さん、ちょっといいですか」
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結奏(プロフ) - 続編楽しみにしてます！！ (2019年5月7日 13時) (
レス) id: 0352446aed (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - とても素敵なお話ですね。更新頑張ってください (2019年4月4日 16時) (レス) id: e12a29f17e (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - こんばんは！！更新有難うございます♪ (2019年3月10日 1時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - 初めまして(°▽°)SnowManのお話を探していてこのお話を見つけました(^^)私このお話好きで続きが気になります(´・ω・`)続き待ってます！！ (2019年3月9日 15時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さく
| 作成日時：2019年2月26日 11時
