일상2

BC side ページ25

楽屋で作業するとはかどるから


よくパソコン繋げて作曲したりするんだけど




ソファで寝ていたAの隣に腰掛けたら


イモムシみたいに


ニョキニョキって足を動かして近づいてきて


俺の膝に頭を乗せて寝はじめた。







BC「なにしてるの？」



「んー…」






寝顔も女の子みたいなA。




普段あんまり甘えてこないから


嬉しくてそのまま作業開始。




時々下を向いて確認するけど


Aは俺の太ももの上でスヤスヤ寝てる。




幸せだから起こしたくないなあ。







CB「弁当が来たぞー！」



SM「うわぁー」



HN「あれ？Aどこ行った？」



LK「Aー弁当だぞー
何処行ったんだ？」



BC「ここにいるよ」







起きる気配がないAを見て


皆んながビックリしてる。



正直ちょっと足痺れてきてるけどさ…





分かるでしょ？




普段懐かない犬や猫が


自分から膝に座ってきた時の幸せ。




まさにそれだよ。






HN「うわぁ、熟睡してるよ」



LK「チャニヒョンの足硬そうだけど？」



BC「しーしー！
皆んな静かにしてよ。起きちゃうでしょ」



「……？」



CB「おはようA
ご飯食べなきゃ」



「あとで食べるぅ」







寝起きの子供がグズるみたいに


俺の肩にオデコをぐりぐり押し付けてきて




本当に今日のAは


どうしてこんなに甘えたさんなの？







BC「俺も食べるから
Aも食べよう？」


「うーん…」




小さく頷いたAの手を引いて

テーブルの前に座らせてから

お弁当を持ってきてあげた。



Aを育ててる気分で楽しいな。








LK「A〜ご飯食べたらまた眠くなるから
そしたら今度はヒョンが膝枕してあげるよ〜」




「じゃあ膝枕耐久選手権しますか。
何時間耐えられるか
ミノヒョンの俺への愛情を試しましょうね約束ー」




LK「さっきまで寝ぼけてたくせに
もう覚醒してやがる」






ご飯を食べ始めたら意識がハッキリしたらしい。

A、寝起きいいもんね。

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