일상

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認めて欲しい。


必要とされたい。


ここに居ていいんだよ。




ううん。むしろ、君じゃなきゃダメだ。




そう言って欲しい。



やっと手に入れた居場所を手放したくないんだ。








「でも俺、無理して頑張ってるわけじゃなくて
やりたくてやってるんですよ。
だって…、」






本音を言ったら、どう思われるかな。




なんだ。



お前弱いじゃん、て思うのかな。








LK「ん、なに？言ってみて」


「俺…胸張ってスキズのメンバーのAですって
言いたいんですよ」







俺が言った瞬間、ヒョンのポケットから

携帯の着信音が鳴った。




相手の名前を見たヒョンは一瞬だけ頬を緩めて

またポケットに戻した。


電話出ないんだ。いいのかな？







LK「Aはメンバーじゃないか。
認めてないのはお前だろ」



「え、」



LK「ほら。もう宿舎戻ろうよ」








ヒョンに腕を引っ張られて戻る道。




特別な会話もないまま宿舎の前まで行くと


肩で息をするチャニヒョンが俺を見つけて


泣きそうな顔をしてた。

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