僕等のシェアハウス (ページ13)

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FL

金曜日の夜にゲームをしたら

面白くてハマっちゃって

結局、土日もずっと夜中までゲームしてたら

夜更かししすぎて朝寝坊しちゃった。

最悪だ。

アラームの音、なんで聞こえなかったんだろ！

FL「やばいっ！」

CB「おー。リクス寝坊か？」

FL「うん！寝すぎた！」

シャワーして歯を磨いて

寝癖も治して…

あと何分？

とにかく急がないと…！

「ん？」

FL「うぉっ！？！！？」

「おはようリクス〜」

FL「ごごごごめんなさいっ！！！！」

い、今…見ちゃいけないの、見ちゃった。

上半身裸のAヌナが…

髪を乾かして…

「リクスお風呂あいてるよ？」

FL「ちょ、ヌナ！！ふ、服…！」

「あー。あとで着ようと思って。
ここ暑いからさ、リビングで」

FL「ちょ、ちょ、ちょっと待った！」

「え？なに？」

FL「そのままリビング行くつもり！？」

「だってリクス今からシャワーでしょ？
せまいから、リビングで服着るよ」

金髪から落ちる水滴が

Aヌナの肩から胸元に滑り落ちてく。

手にTシャツを持ったまま

裸で行こうとするから慌てて止める。

だって、

見られちゃうじゃん！

FL「だ、だめっ！
リビングには皆んないるんだよ！？」

「それが？
男同士なんだから、問題ないでしょ？」

FL「おとこ…どーし…」

待って、、、Aヌナ、、、

今、男同士って言ったよね……？

Aヌナじゃなくて

Aヒョンってこと…、！？

「リクス遅刻するよ？」

FL「あ！そうだった！」

俺の忠告を聞かずに

Aヌナはそのままリビングに行ったみたい。

シャワーの蛇口を捻ったら

ドアの向こう側から誰かが叫ぶ声が聞こえた。