大好きな7人とわたし

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貴方side


楽屋を出てから廊下をとぼとぼ歩いていた




"なんであの女の子までグループ組めたんでしょうかね？"




"社長さんに媚売ったんでしょ！？"





"どうせ直ぐに抜けるんだから"





通りすがる人たちからの冷たいヤジ！





？「あの、今の発言、彼女に謝って貰っていい⁇」







………！？





？「彼女の立場にもなってみて下さい！逆にそんな事言われたら傷つきますよね？謝って下さい！」







確かこの方って…








"すいませんでした。"




"行こ！"






「井ノ原さん…ですよね？」





井ノ原「やあ！はい、井ノ原です！Aちゃんだったよね？」





「はい！伊藤Aです！…あの、ありがとうございました！」






井ノ原「いえいえ！いやぁ、でも君は凄い！」





「私がすごい？」





井ノ原「おお！将来キミは、大物になる！」





何故か井ノ原さんの笑顔に、私までも笑顔になる！






すると…






北山「A？」






「…北山くん？」






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