第２６話 ページ30
「生徒の活躍、すごかったですね〜」
辻村さんがおどろいたような顔で言う。
「今回ので規則と正義の難しさを分かってくれたらいいんですけど」
二人は今、特務科にいる。明日からは通常の授業に戻るため今日は今回のヒーロー殺しについての報告書を書く予定だ。
「ちょっと報告書、提出してきます。」
そう言って長官室までの長い廊下を渡る、
「長官、失礼します。」
長官は相変わらずちっとも忙しそうに見えない。
「A、ここ座れ。大事な話がある。」
大事な話…なんだろうか。
「A、オールマイトに宿敵がいるのは知ってるか？」
「オールフォーワン、でしたっけ。それが何か」
「そいつがまた、活動を再開したらしい」
「そうですか。つまり厄介者が復活したので生徒がさらに危険にさらされるということですか」
長官はどこか性格の悪そうの笑顔で正解と言った。
「まァ、明日からの学校生活、気をつけるんやな。定期テストもあるし、」
「それは私も受けなくては…」
「受けるに決まっとるやろ。名目上はAも生徒や。受けなくては逆に不自然極まりない。」
「はい…」
勉強は…今までの生活に必要な知識しか入れてこなかったから、まァ授業はきちんと聞いているし大丈夫なはずだ。
「ギャーーーアッハハハハハハ」
1年A組は今日も笑いに溢れていた。それもそうだ、だって、これは…
「やってみろよ8:2坊や！！」
どうやら爆豪はベストジーニストの元で色々あったのだろう。私も 笑いを 堪えるので精一杯だ。
どうやら話を聞いていると皆、今回の職場体験はいい経験になったようだ。お茶子ちゃんに関しては人格から変化してしているが。
「まあ一番変化というか大変だったのは…
お前ら三人だな！」
三人とは勿論飯田緑谷轟のことだ。
「ヒーロー殺しと敵連合、繋がってたんだろ。もしあんな奴がUSJ来てたらって思うとゾッてするよ。」
「でもまぁ確かに怖いけどさ、尾白、あの動画見た？あれ見るとかっこよくねとか思っちゃわね」
上鳴、失言。
「いや、いいさ。確かに信念の男ではあった。クールだと思う人がいるのもわかる。ただ奴は信念の果てに粛清といつ手段を選んだ。どんな考えを持とうとそこだけは間違いなんだ。
俺のような者を出さぬ為にも！改めてヒーローの道を俺は歩む！」
おお。かっこいい。
「さあ！そろそろ授業だ！席につきたまえ！」
雄英高校の一日が、今日も始まる。
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しおりん(プロフ) - ３１話のポートマフィアがパートマフィアになっていました (2022年3月2日 16時) (
レス) @page37 id: 98cc4361d2 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します…！当作品とても楽しく読ませてもらってます！第32話の「ポートマフィア」が「パートマフィア」になっています。この作品は大好きなので、誤字が気になってしまい、コメントさせていただきました。これからも応援しています！ (2020年4月26日 19時) (レス) id: 4b59e65728 (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - ページ21誤植、(名前名前)になってるとこある。がんばれ (2020年1月29日 8時) (レス) id: e8f36b9305 (このIDを非表示/違反報告)
あるる(プロフ) - ルフイさん» ありがとうございます！待っております( *｀ω´) (2019年9月11日 17時) (レス) id: d6b4db13ca (このIDを非表示/違反報告)
ルフイ(プロフ) - 線画までは描けました！あと２，３日ほどで完成すると思うので楽しみにしていてください！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 1c8a5341b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるる | 作成日時：2019年8月25日 22時
