第１８話 ページ21
「見応えありますね…」
テレビでは轟と爆豪の二人が戦いを繰り広げている。派手な戦いだ。おや、爆豪が轟の胸ぐらを掴んでいる。轟は……気絶？
「今年度雄英体育祭1年優勝はA組爆豪己！」
これから表彰式に移るらしい。現地で見たかったが仕方ない。
「おい、A一つ伝え忘れていた事があった。ヒーロー殺しの件だが…異能の使用を許可する。」
(名前名前)の顔に笑みが浮かぶ。
「御意。毒を持って毒を制せということですね。」
翌日。Aは病院にいた。目的はただ一つ。
『ステインに備えて血を手に入れること。』
勿論病院側に話は通してある。
「え…轟君？」
轟君…緊張しているのか？手も震えている。
「あ…種田？何で…」
「そっちこそ…中に誰いるの？緊張してるけど…」
「……、母さんだ。」
轟君のお母さん。きっと美人なのだろう。
「病院にいる理由は聞かないでおく。じゃあ、また。」
「おう。」
轟くんと離れたあと、Aはスキップをしだす。鼻歌も歌いだしそうだ。
あと少しで飲める！中也のに勝てるような美味しい血は無いだろうが飲めるだけいいと思う。
特務課の種田だと言えば通じると長官に言われた。
「特務課の種田です。政府から話聞いてますよね！」
「はッはい！院長室へ」
真逆、血を貰うだけに院長室に通されるとは意外だったがゲットだ。香りが一番良いものを選ばせていただいた。
「轟くん！また会ったね！」
「種田、さっきより嬉しそうだな。」
「轟くんこそ。なんかスッキリした顔してる。よかったね。」
「家、何処だ？もう外暗いし近けりゃ一�劼傍△襪箸�…」
「じゃあ帰ろっか。」
なんだかカップルみたいだな。中也に見られたら泣かれそうだ。
轟くんと分かれた。意外と家が近い。
家に帰る、袋を開ける、先ずは香りを楽しむものだろう、
嗚呼良い香り。Aの目が幸せそうに細まる。そしてひと舐め。
「中の上くらいか。」
味わいながらもこくこくと飲んでいく。力が漲ってくる感じがする。
「ふふ…美味しかった。ご馳走様」
明日からの学校に備えよう。
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しおりん(プロフ) - ３１話のポートマフィアがパートマフィアになっていました (2022年3月2日 16時) (
レス) @page37 id: 98cc4361d2 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します…！当作品とても楽しく読ませてもらってます！第32話の「ポートマフィア」が「パートマフィア」になっています。この作品は大好きなので、誤字が気になってしまい、コメントさせていただきました。これからも応援しています！ (2020年4月26日 19時) (レス) id: 4b59e65728 (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - ページ21誤植、(名前名前)になってるとこある。がんばれ (2020年1月29日 8時) (レス) id: e8f36b9305 (このIDを非表示/違反報告)
あるる(プロフ) - ルフイさん» ありがとうございます！待っております( *｀ω´) (2019年9月11日 17時) (レス) id: d6b4db13ca (このIDを非表示/違反報告)
ルフイ(プロフ) - 線画までは描けました！あと２，３日ほどで完成すると思うので楽しみにしていてください！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 1c8a5341b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるる | 作成日時：2019年8月25日 22時
