無愛想な君② (ページ30)

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76～ハロウィン番外編ページ30

ベク「へぇ～バンタンのところもハロウィンやったのか…」

画像に写っているのは、ミニオンらしいジェポプくんと、マイティソーらしきRMくんとジョーカーらしいシュガくん。

ベク「お？なんだ…？」

4人の後ろには誰かを追いかけているゾンビらしき人。その先を辿ると、スカートを持って逃げるマリリンが写り込んでいる。

なにこれ、どういう状況！！

面白すぎて拡大してみると、どうやらゾンビの方はテヒョンみたいだ。

マリリンは…

ベク「あれ…これって…Aーーー！！！？？？」

チャニョル「なんだよ、でっかい声でAー！なんて叫んで」

ベク「これ、見てみ！！叫びたくもなるわ！」

チャニョル「なにこれ、ゾンビとマリリンの追いかけっこ？ぶっとんでんな」

ベク「マリリン見て」

チャニョル「え、これって…Aーー！！??」

ベク「だよな？そうだよな！？」

あのハロウィン嫌いのAが。

あのパーティー嫌いのAが。

あのホラー嫌いのAが…！

ベク「信じられなーい！！」

カイ「Aヌナがどうしたって？」

あ、見せてはいけないやつが来た…

チャニョル「なんでもないよな？あ、なんかA元気かな～？と思って？叫んでみただけで？」

カイ「へー…」

スホ「ねぇ、今バンタンのハロウィン写真見つけたんだけどさ！後ろに面白い2人いたんだよね！見て見て！これさ、Aじゃない！？」

ぐいぐいと俺たち2人にスマホの画面を見せてるジュンミョンヒョン。

いや、知ってる。俺たちも見た。わかってる…

ねぇ、前にもう1人いるよ、ほら、今オーラ真っ黒だもん。早く気づいて、お願いだから、じゃないと、俺たち皆んな…

カイ「ジュンミョンヒョン」

スホ「！？ジョ、ジョンイナァ！！いたのか！！」

カイ「Aヌナがどうしたって？見せてもらって良いですかね？その画面…」

スホ「あ、う、うん…」

スマホを受け取るとじーっと見つめるジョンイン。

目を細めて何度も拡大したり戻したりを繰り返している。

カイ「はぁ、わかりました…」

ベク「え、どこに行くのかな？」

カイ「彼らの事務所に抗議の電話を…あんな格好させて…」

スホ「落ち着け！！」

カイ「だめだ、絶対だめ！！！」

ベク「わー！！ジュンミョンヒョンが引きずられていく～」

その後、ジュンミョンヒョンがどうなったのかは、誰も知らない…