無愛想な君② (ページ19)

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JH side

AヌナがまさかSMのダンサーだったなんて…

それに、Aヌナの事を虐めていた女、絶対に許せない。

そういえば、ヌナのプライベートは一切知らないな。ほとんど仕事の話しかしていない。

Aヌナの事を俺たちより知っているベッキョニヒョンとチャニョルヒョンに嫉妬した。

チャニョル「ーただ契約が切れたらこっちに戻ってきてもらう」

チャニョルヒョンの言葉に頭を殴られた感覚になる。

RM「どういうことですか？」

チャニョル「俺たちだけじゃなくて、うちの事務所もAの事を見つけたんだよ。新しい振り付けのチームに加わってほしいって。正直な話、事務所も俺たちもAの事を守ってやれなかった…それは申し訳なく思ってる。でも、俺たちは二度と同じ過ちをしない」

事務所自体が動き出すってことか…
そんなもの、SMみたいな大きな事務所に動かれたら、いくらうちでも手が出せないんじゃないか。

Aヌナとの距離がせっかく縮まってきたのに…

JK「ベクヒョンさん。この前お会いした時、決めるのはAヌナだって言ってましたよね？」

ベク「あぁ、言ったけど…？」

JK「僕もそう思います。決めるのはAヌナです。ヒョン達がとやかく言うことじゃない」

一応先輩にあたる2人に対して話し出した末っ子に俺たちもぎょっとして見る。

SG「そうだな…その間、Aの事は俺たちで守ります。絶対前のように傷つけない」

ベク「…頼もしいな。わかった。君たちに喧嘩を売ってるわけじゃないんだよ。でも、Aがこっちに来るかもっていう可能性は覚えておいて。俺たちもそのつもりでいるから」

チャニョル「あと！絶対にAに手を出すなよ！！」

V「それは保証できませんね…」

ベク「なんだと！？」

JM「あのー…そんなことより、ジョンイニヒョンとAヌナ大丈夫ですかね？」

JN「あ！忘れてた！」

ベク「あ～ジョンイナには後でゆっくり話したかったのにな…衝動的になったは止められないと思って」

RM「え、それはどういう…」

チャニョル「それこそ、A本人に聞いた方が良いよ。まぁ、教えてくれるかわかんないけど。じゃ、そういうことで、またね～」

JH「えー！！またまた大きな謎だけ残して帰らないでぇー！！」

SG「本番まで後少しだし、探すぞ。めんどくさいけど」

Aヌナ&ジョンイナヒョン大捜索が始まった。