無愛想な君② (ページ11)

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RM「Aヌナ今日の夜帰って来るって」

やっとAヌナに会える！！たった1週間なのに、もう何ヶ月も会ってない感覚だ。

JH「コンビニ行ってきまーす」

JK「あ！俺も行きます！！」

帰宅後、ホソクヒョンと近所のコンビニへ。

お菓子やら飲み物を買って夜道を歩いていると、宿舎近くの街灯に照らされて微かに見える明るい髪の毛に、丸眼鏡の人。

JK「あれ、Aヌナじゃないですか？え、待って、あの男の人誰…」

ヌナの後ろには男の人が立っていた。

JH「誰だろ…とりあえずヌナに手振ってみる？Aヌナー！！」

ホソギヒョンが大きな声で叫ぶと、ヌナと見知らぬ男は肩を大きく跳ねらせた。

ゆっくり振り返ったAヌナに声が届いていたようで、小さく手を振り返してくれる。

ちょっと話に行こう。

そう思ったのにAヌナはすぐにアパートのパスワードを入力すると、男がヌナの腕を掴むんで2人は中に入って行ってしまった。

脳裏に浮かんだのはヌナが前に言っていた不審者…

JK「Aヌナが危ない！、あの男絶対不審者！！」

JH「落ち着け！そう考えるには早くない？Aヌナが嫌がっている様子もなかったし…とりあえず、ナムジュンにヌナの連絡先聞いてみよう」

ヒョンはAヌナの友人なんじゃないかって言うけど、もし違ったらどうするの？襲われてたら？そんなの絶対に許さない。

何が何でも阻止しなければ。

宿舎に帰って真っ先にナムジュニヒョンに訳を説明すると、すぐ電話してくれた。

騒ぎに集まる他のメンバー。

JN「Aなんだって？」

RM「友達が遊びに来てるらしい。心配いらないって。まぁ、Aヌナの声も怖がってる感じじゃなかったし…大丈夫なんじゃないか？」

ホッとする反面、謎の男に不信感いっぱい。

ヒョン達は複雑そうな表情だったけど、Aヌナが大丈夫というなら…と部屋に戻って行った。

俺はモヤモヤが晴れなくて、こっそり宿舎を抜け出してAヌナのアパートの陰に隠れる。

日付がもう少しで変わる。

これで男が出てこなかったら、泣く。まじで。

ドンッー

玄関から出て来たのはさっきの男。

よし、顔見てやる。

ベク「うわぁ！びっくりしたぁ！あれ…君はジョングクくん？」

JK「え、ベクヒョンさん…」

どういうことですか？Aヌナ。