臆病なウサギと男勝りのチーター【REBORN】10 (ページ8)

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疾風448 ページ8

戦闘が終わり僕達は一度屋上に集まった

草壁に誰も通さないように頼み好きな所に座って今回の戦闘を話し合うことに

風琳「へぇ、そっちは逃げられたんだ」

風「はい、なかなかの戦略でした」

恭弥「……次会ったら咬み殺すから大丈夫だよ」

珠代「か、会長さんはあの後大丈夫でしたか？」

風琳「大丈夫だったよ、けどコロネロと赤ん坊のチームが手を組んだ。…確か同盟ってやつかな」

恭弥「ふん、そんなの関係無いよ。僕は強い奴と戦えればそれでいい」

そんな会話をしていると突然、時計から声が聞こえてきた

「お疲れ、諸君。この声は代理戦争専用の腕時計をしている全ての者に届けている

私が〝虹の代理戦争〟の主催者であるチェッカーフェイスだ」

風琳「主催者…」

ﾁｪｯｶｰ「今後、この様な形で毎回戦いの後に各チームの戦績を発表する予定だ。腕時計よりホログラムで映し出されるので戦略の足しにしてくれたまえ」

ホログラムを見て僕は舌打ちをした。……六道骸が率いるヴェルデチーム…5人も倒してるなんてね

恭弥が六道骸から何か聞いてないのかと聞きたそうに見てきたから首を横に振った

風琳「……ヴェルデチームは最後に回そう。僕達に関係なく勝手に潰しあっていればいいしね」

恭弥「じゃあ、次はどこを狙う？」

風「残りが少ない所を狙っても強敵ばかりですからね。代わりの時計があるとはいえ油断なりません」

風琳「でも、代わりの時計があるのなら復活もOKなんでしょ？」

珠代「た、確かに…。大人数で参加すれば復活出来る回数が減りますね…」

恭弥「どういう意味？」

風琳「つまり、バトラーウォッチを付けてる奴を先に潰した場合そいつは復活するかしないかを選択する事になる」

恭弥「……それって、強い奴を先に潰せば弱い奴しか残らないって事？」

風琳「そうなるかもね。何チームかボスウォッチを持つ奴が予想出来るし…」

珠代「そうなんですか？」

風琳「うん、タマも見たと思うけどコロネロチームは沢田家光、赤ん坊…リボーンチームは沢田綱吉だった

で、残りの4チームだけど…ユニチームは分からないがスカルチームは恐らく古里炎真。マーモンチームはボス猿、ヴェルデチームは…六道骸だ」

風「マーモンの場合、彼はヴァリアーに所属してるので頼んだのでしょうね」

恭弥「ふぅん……それで、明日は誰を咬み殺す？」

風琳「…そうだね、ヴァリアーを潰そっか」