標的464 ページ24
「何やってんだ、ビッグピノのアホは!!つまらん奴にひっかかんじゃねーよ」
「てめーの心配もするんだな!」
そういう山本さんの手には数本のダイナマイトが握られていた。
「!!」
「図に乗ってんじゃねーぞ、お前ら!!誰に断って10代目に攻撃してやがる。ボンゴレの10代目やろうってんなら右腕に断り入れてからにしやがれ!!」
「その通りだぜ!!あっ右腕オレなっ」
くっ、と呻めき声を上げるスモールギアは放しやがれと暴れる。
「お前達ごときの腕力!!腕ごと引きちぎってやるぜ!!」
「古里、タマさん!!オレ達に考えがある!!死ぬつもりはねぇ。だから古里は目一杯こいつらに縛り付けてくれ、タマさんはオレ達にごと凍らせてください!!」
「わかった!!」
「わ、わかりました!!」
古里さんと私は獄寺さんの指示通りに動いた。無論、凍傷が出来ぬよう少し大空属性の特徴である調和を含ませて。
「クローム!!例のやつ頼む!!」
獄寺さんの一言にクロームさんは力強く頷いた。そしてフラン!!と隣にいるフランに声をかける。
「ヴェルデの装置で獄寺君と山本君の体をガードするの!!」
「えー。何言い出すんだこのアマ。師匠に余計な事するなって言われてるし疲れるし恐いし面倒くさいですー」
「へぇ。じゃあ僕と彼ら、どっちが恐いんだい?」
返答によっては半殺しにする。とばかりにフランを睨みつけ、殺気を放つお姉ちゃんにひくっとフランの口角が引きつった。
「じょ…冗談です…そのかわり上手くいったらホッペはちゅーしてくださいね」
「……仕方ないな。上手くいったらね」
お姉ちゃん。そんな約束して大丈夫でしょーか……
そんな不安が頭を過ったが、フランのやる気に満ちた顔を見てしまいそんなの駄目だとは言えなかった。
「材質は?」
「セラミック!!」
パキパキと固まり始める二人。そしてダイナマイトは爆発した。
「!!二人とも!!」
ゲホッと咳き込む声が聞こえる。どうやらクロームさん達のセラミックガードは上手くいったようだ。
「よっしゃ!!時計壊してやった!!」
「こっちもだ!!これで二人撃破だぜ!!」
「サンキューな、クローム!助かったぜ」
「まさに連携プレーだな。いっちょ言っとくか!」
「「ボンゴレ、なめんじゃねえ!!」」
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