標的460《第三者視線》 ページ20
「一人ずつ確実に倒させてもらう」
「悪く思うな」
虹の代理戦争4日目。時刻は午後3時を回った。バトル開始の合図と共にツナ、バジル、炎真の3人は空から攻める。そして最初の敵である復讐者の一人を見つけると、炎真に合図を出し、重力を発動させた。
「奴らは!!沢田綱吉に…古里炎真にバジルだと!?」
「拙者達もバトラーウォッチを持つ戦士だ!!」
「よくも僕のファミリーとスカルにひどい目にあわせたな、復讐者!!」
怒りに燃える炎真と冷たい視線で見下ろすバジル。そんな二人を見て気付いたらしい。残っている時計でメンバーを作り直したことに。
「しかもマーモンチームを囮にして現れたという事はリボーン・ヴェルデチームが組んでの罠か!?」
「そうだ。最初に最も戦闘力の低いお前から一人ずつ確実に倒すためのな」
「何!?」
「拙者達側のチームが三手に別れればお前達5人も三手に別れて現れると読んでいた。その5人のうち、バミューダとイェーガーはリボーン殿の返事を聞く約束がある」
となれば残る3人がヴェルデチームとマーモンチームに二人と一人に別れる可能性が高い。そして自分達よ戦闘力に自信のあるお前達はダメージの大きいマーモンチームには一人で充分と考えるはずだ。とバジルは説明した。
「成る程。分散した敵を一つずつ確実に潰す各個撃破の作戦か。だが何故沢田綱吉とお前達なのだ?他のメンツでもよかろうに」
「これ以上お前に説明している時間は無い」
「ヌゥーン。これは大した自信だな…だが…めでたいガキ共め。まさかもう私を倒したつもりではあるまいな?」
グググ。ゆっくりとだが復讐者が重力に抗って体を起こす。それにより炎真が苦悶の表情を浮かべた。
「くっ。なんてパワーだ!!炎の重力を押し返している!!」
「第一に私がここに一人で来ていると思うのが間違いだぞ!」
「何!?」
「さあ出番だぞ!選りすぐりの我が子達よ!!」
そういうと復讐者は自信の両横にあるバックの鎖を解く。
「へへん♪」
「僕らのこと知ってるよね♪」
「何だ?」
「!?」
そして出てきたのは
「ツナ君、知ってるの?」
「ああ。ジンジャー・ブレッドとは未来の世界のメローネ基地で遭遇したことがある。不吉な殺し屋でファミリーが滅亡するような抗争では必ず目撃されると聞いたが…」
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