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和装の男性。
武装探偵社の社長 福沢諭吉
福沢から放たれる気配は威厳のある人格者そのもの。その気配に圧倒される敦とA。
｢そこの太宰めが“有能なる若者達が居る”と云う故
その魂の真贋試させて貰った｣
｢君達を社員に推薦したのだけれど如何せん敦君は区の災害指定猛獣だから保護すべきか社内でも揉めて、Aちゃんも身元不明だからね
で 社長の一声でこうなったと｣
太宰が入社試験が行われた経緯を敦とAに説明する。鶴の一声とはこうゆうことかと福沢を尊敬するA。
｢で社長……結果は？｣
国木田が福沢に聞く。
しばしの間、沈黙が流れる
社員達が固唾を呑んで敦とAを見守る。
「太宰に一任する」
緊張感のあった空気がフワッと溶ける。
「「………」」
「合格だってさ」
「つ…つまり僕達に斡旋する仕事っていうのは此処の………？」
「武装探偵社にようこそ。敦君、Aちゃん」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「すみませんでしたッ!!」
探偵社の下にある喫茶店『うずまき』にて
先刻、爆弾魔を演じていた社員の一人
谷崎潤一郎が敦とAに凄い勢いで頭を下げていた。
「改めて自己紹介をすると
ボクは谷崎潤一郎。探偵社で手代みたいなことやってます」
「妹のナオミですわ!」
「中島敦です」
「…綾目Aと云います」
テーブル席に座っていた者達が一通り自己紹介を終える。谷崎兄妹の変わった?スキンシップに動揺する敦とA。
微妙な雰囲気を変えるべく敦が切り出した。
「そう云えば皆さんは探偵社に入る前は何を?」
「何してたと思う?」
「「え？」」
敦とAが同時に疑問符を浮かべた。
「なに、定番なのだよ
新入りは先輩の前職を中てるのさ」
太宰が楽しそうに答えた。敦がした質問によりやることになった前職中てクイズ。
「はぁ……じゃあ……
谷崎さんと妹さんは……学生さん?」
「おっ、中ッた凄い」
「どうしておわかりに?」
齢が近そうと云う理由と、ナオミの学生服を見て、そう直感した敦。
「やるねぇ、敦君
じゃあAちゃん。国木田君の前職は?」
「止せ俺の前職など如何でも―――」
「国木田さんの前職は
＿＿＿＿数学系の教師…でしょうか?」
直感ですけど。と云い珈琲を飲むA。
国木田の前職を的確に云い中てたので、太宰や敦、谷崎兄妹から拍手が送られていた。
Aが照れていると谷崎の携帯に着信。
「うン?ハイ……え、依頼ですか?」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー食べ物or飲み物
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御影(プロフ) - 綾田さん» コメントありがとうございます！ (2023年1月10日 7時) (
レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
綾田 - 夢主がめっちゃかわいいっ！？です。どんな子なのかな？と読み進めてたら、好みドンピシャで……マジかわいいです。ありがとうございます。 (2023年1月9日 21時) (レス) @page13 id: 9d196278d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影 | 作成日時：2022年5月29日 22時
