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【濃霧の森】

Aside

草木の間を4のカードを使いながら歩いている

そうだな歩きながら思いだそうか

1のカード生の魔法

2のカード死の魔法

3のカード火の魔法

4のカード水の魔法

5のカード草の魔法

6のカード雷の魔法

7のカード空の魔法

8のカード光の魔法

9のカード闇の魔法

10のカード霧の魔法

11のカード走の魔法

12のカード風の魔法

13のカード絆の魔法

ジョーカー─の魔法

こんな感じかな

丁度水やりも終わったし

「A!」

上から明るい彼の声が聞こえる

A「ん」

軽いリップ音と共に彼の姿がやっと見えた

A「だからいきなりキスすんのやめろって言ってんやろ」

「む〜ええやん俺等付き合ってるし」

A「だからってさぁ、」

なにこのカップル会話をしていると

木々が騒がしく鳴り始めた

A「5のカード!」

【コレクターが来た!】

【皆が危ないです!】

「どうやった」

A「また人間が来た

2と10のカード!」

カードは組み合わせることもできる

そしてこの組み合わせは死の霧

A「絶対私から離れないで離れたら死ぬから」

「おん」

A「8のカード!道を示せ!」

光が道を示し人間まで案内してくれる

そしてしれっとこいつは恋人繋ぎをしてくる

「離れたくないからこれでもええやろ?」

この純粋な笑顔にいつも負ける

走っていたらふと思い出した

A「11のカードの存在忘れてた、」

「なんか1枚だけ暗いんやけど」

A「ごめん!!今度使うから!!」

でももう目的地に来たので

A「居た!」

4人か

1「おやおやこれがかの有名な森の主ってやつか」

2「しかも女なんてな」

3「しかもこれだけ動物が居れば金儲けだな」

4「さっさとこいつも連れてくか」

クズめ

A「スペード力を貸して」

光と共に剣が現れた

確かイタリア語でスペードは剣、だったから

「俺も手伝うで!」

両手にはサバイバルナイフ

A「2、2な」

「ヒヒッ」

「「背中は預けたA/ゾム」」

A「2と5のカード!」

死の魔法がかかった草木は人間を捕まえ生気を奪う

その半分は私の生命エネルギーになる

向こうが死んだと分かったら後ろから切断音が聞こえた

A「いやあんまりここに血を、無理か」

ゾ「今無茶ぶり言いかけたよな」

A「気のせい気のせい」

食害だけは勘弁

ゾムがナイフをしまいながら

ゾ「なあ今日こそは「やだ」だから即答は、」

A「何回言われても行かないからね」

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作者名:スミレの花 | 作成日時:2019年8月7日 15時

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