［Part３］Mysteriousな黒の組織ーWフェイス編ー【赤井秀一】

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「うーん、行きたいけど…
変装すると水の中には入れないわね」

「そうやんな…」

「プールに浸かるだけでもいいんじゃない？
潜らないでさ」

「そうね。それだったらいいかも…
首から下は変装してないしね」

「多少濡れても大丈夫だって母さん言ってたし」

「そうなの？」

「うん」

とりあえず水着もあるので、行くことにした。

そして夜、コナンは赤井に頼まれUSBを差し込み、Aのスマホに盗聴アプリをインストールした
(ゼロ執で使われてたやつね)






＊＊＊

次の日…
トロピカルランドのプール。夏休みだけの営業だ

「プール、めっちゃ楽しみやね蘭ちゃん、園子ちゃん！」

「そうだね！初めて行くよねー園子」

「だねっ、よっしゃあー‼ いい男見つけるんだからっ」

和葉、蘭、園子は楽しみでウキウキしていた
園子は京極がいるというのに男を見つけると嘆いてる。

「だめだよ園子；
ほんとに京極さんに言っちゃうわよ？」

「言ってもいいわよ…？
菜々さんの為に探すんだもん！」

「えー私はいいわよ。彼氏はいらないわ」

即答でAに断られてしまった園子は苦笑した
その後ろでは平次とコナンが小声で話していた



「いいか？くれぐれも俺の事工藤って呼ぶなよ？
誰が聞いてるかわかんねえんだからよ」

「わかったわかった。
蘭ねーちゃん達もいるんやし呼ばへんて」

「それ何回聞いたかよ；
おめぇいっつも工藤って呼ぶじゃねえか」

「大丈夫やって、
こない大勢おるプールで呼ばんから心配すんなや」

どうも信用しきれないコナン。


「じゃあ服部くん、眼鏡のガキんちょ！
着替えたらここに集合ね」

「おお、わかったわ」





15分後…

赤井は盗聴アプリを見る

「………」

Aがスマホを手に持ってるので水着姿が見えていた。

蘭、園子、和葉がビキニなのに対し、
Aは白のモノキニ(つなぎ)、
後ろがクロスしている。

(よく似合うな…素顔で見たいものだ)

変装の時ではなく、素顔の…Aの顔で
見たいと思った

(他の男が寄り付かないか心配だが…頼むぞボウヤ)

赤井は仕事に集中するために、
見るのはやめて盗聴だけにした

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