black.135[よみがえる死の伝言] ページ35
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トロピカルランドのスケートリンクに到着。
ただいま18時30分
「いるいる、やぁあん!
いるよいるいるどっひゃーっ、いるわいるわ♡」
園子はスケートリンクで辺りを見渡すと
上のセリフを吐く
「いい男!よりどりみどり大量よぉーっ」
いい男がたくさんいるからだ
「ちょっと園子、京極さんはどうしたのよ?」
「ああ、園子ちゃんの彼氏ね」
「そうなんです」
すると園子はつまらなさそうな顔をし、
「だって、真さん王子様っていうより
生傷だらけのサムライって感じなんだもん…
ちょっと冷め気味って感じ」
と言う。確かにサムライっぽい
「また;そんな事言ってたらボコボコにされちゃうよ?
京極さんのファンの子多いんだから!」
「へえ〜そうなのね。モテモテなのか」
「格好いいんですよ。それなのに園子ったら…」
「あーら、あなたと一緒にしないでくれる?」
「え?」
「??」
もちろん新一のことである。
「旦那の帰りをじっと我慢して、
健気にずーっと待ち続けている蘭とはね」
「べ、別に新一なんか待ってないわよっ」
「おやおや?私"新一"なんて一言も言ってないけど」
「あのねぇ!」
「フフフ…」
Aは仲のいい二人を見て微笑んでいた
「それにこのリンクだって、
前にあなた達がよく遊びに来てた
思い出の場所だから選んだんでしょ?」
「良い思い出なんかないわよ。なかなか滑れなくて
私、新一にバカにされてたんだもん」
するとAはコナンを見た
「あ、あはは;」
と苦笑いしたコナン
「んじゃあ…手取り足取り、腰取り
教えてもらったわけだ!」
「なによー、今日はやけに絡むじゃない!園子」
「だから、今日は蘭がこの子にスケート教える番ね
って言ってるのよ」
コナンを見たAたち。
へ?って顔をした後コナンは、
「い、いいよ僕は別に」
「コナン君滑れるの?」
Aが蘭に聞いた
「さあ…コナン君とスケートするの初めてですから
滑れるの?コナン君」
「え?あ、ああっ!あいて…っ」
どてーん!
コナンは尻もちをついて倒れた
「あらあら大丈夫?」
「う、うん。ありがとう菜々姉ちゃん」
「どういたしまして」
笑って立たせてあげた
「こやつ、
いつも生意気だからいじめちゃおっかな〜」
「いて…っ」
コナンにデコピンする園子を
やめなよと言って蘭が止めた。
(園子のヤロー;)
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poco(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白くてすぐ読み終わってしまいました!続きが気になります!更新楽しみにしています! (4月23日 4時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ゆかさん» 大好きと言って頂き恐縮です!ありがとうございます\(^o^)/ (2020年2月28日 0時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - お話大好きです!楽しみに更新待ってます。 (2020年2月27日 22時) (レス) id: 44e2ced5af (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます! (2020年2月5日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - こんには、お久しぶりです。ベルモットです。引き続き読ませて頂きました。 (2020年2月4日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kyoko. | 作成日時:2019年5月22日 20時