［Part３］Mysteriousな黒の組織ーWフェイス編ー【赤井秀一】

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「あ、毛利さん!? 菜々です！」

『菜々さん!?声が聞けて嬉しいですハイ♡』

(菜々さん？)

安室は菜々の名前に反応した


『もう、お父さん!?；』

「そんな事言ってる場合じゃないですっ
コナン君を乗せた車が王石街道を北上してます！」

小五郎はAの事を気に入っているのだ
前も薔薇の花1本あげている。


『な、何ィ!? 王石街道を北上してるだとぉ〜!?』

『王石街道ってこの道じゃない！』


隣にいるかと思われる蘭の声がさっきから聞こえる
蘭の携帯で小五郎は話しているので当然だが。

「車は青いスイフト、ナンバーは98‐56です
よろしくお願いします！」

と言って電話を切った

前の青のスイフトを追っていたが、
対向車がいきなりUターンし、白の車が真後ろに
その後ろには…バイクが。

(コナン君、今助けるからな！)

そう心の中で思ったのは、世良真純だった

バーボンが後ろから迫ってきているので、
灰原のセンサー、またも発生

ドックン、ドックン！

(何!?…なんなのこの感じ。何かが迫ってくる…)

「哀ちゃん？哀ちゃん！大丈夫!?」

その事に気づいた昴は


「そんな顔をするな…」

(え？)

「逃しはしない」

(昴さん…？口調が……)

口調がどこか、赤井と似ていた


「博士！ハンドルを…っ」

「ええっ!?」

博士はハンドルを辛うじて握ると
昴はドアを開け、懐から何かを出そうとしていた

しかし安室の車が横切る。

「……！」

安室は一瞬昴の車を見て、昴と目が合った
Aが後ろに乗っているのも見た

そして、安室はサイドブレーキをあげ

キキィィィ!!!
車で青いスイフトを止めた
安室の愛車はボコボコになる

「わ、あれすごい…」

「ああでもしないと止められなかったでしょうね…」

青のスイフトから出てきた犯人と思われる女性は
コナンに銃口を突き付けて出てきた

「な、なによ!?何なのよあんたら！」

ドンッ

車の屋根に真純が乗るバイクが…

「え？」

「吹っ飛ベェェェ!!」

ガッとバイクのタイヤで犯人を吹っ飛ばした


「あれは世良真純ちゃん!?」

「………(無茶するな…あいつも)」






(ひ、ひでー…)

「よかったー!! 無事だったかー!!」

真純は目に涙を浮かべてコナンに抱きついた

(なんでいるんだ？コイツ；)

(何故ここに…)



(やだ、バーボンだわ…)

迂闊にもバーボンと目が合ってしまった


「どうやら江戸川君、無事に解放されたようね」

「そうね、よかったわ！」

「長居は無用です。帰りましょうか」

「あ、ああ…そうじゃな」

昴は車を走らせた…
無事、事件は解決した

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