［Part３］Mysteriousな黒の組織ーWフェイス編ー【赤井秀一】

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7月下旬…
学生達は明日から夏休みに入る


工藤邸にて

「菜々さん、アイス食べますか？」

「はい、頂きます」

昴はAにパピコを渡した
これは2本組であり、1本ずつ食べられる

「おいしいっ」

「フ…そうですね」

ニコニコしているAがとても可愛かった

「昴さん、ずっとハイネックの服ばかり着てますけど…
暑くないんですか？」

「ええ、このくらいの暑さなら耐えられますよ。
僕はハイネックがお気に入りでして…」

「へえ、そうなんですか」

チョーカー型変声機を着けている為、
当然首は見せられない

「菜々さん、実は僕…
明日から東都大の行事的なもので1週間家を空けます。
一人で大丈夫ですか？」

赤井はジェームズからアメリカでの麻薬取引事件の解決に
手を貸して欲しいという連絡があった。

赤井一人で行き、アメリカにいるFBIの仲間との任務だ。
ジョディやキャメルにはこの事件は知らされていない

「大丈夫です。気をつけていってらっしゃい」

「ありがとうございます。明け方出発しますので」

「わかりました」

パピコを食べ終わった二人
するとAに電話が

ピリリリ
コナンからの着信

「コナン君からだわ。もしもし」

『菜々姉ちゃん？僕、コナン』

「うん、どうしたの？」

『あのね、明日から夏休みに入るんだけど…
ほらこの前話してた平次兄ちゃんが、
1週間こっちに遊びに来るんだ。
新一兄ちゃんの家に泊まるから』

「あーそういえば言ってたわね」

『で、昴さんに家に泊まっていいか
聞いて欲しいんだけど…』

Aはそれを昴に言うと、

「構いませんよ。僕はちょうど明日から居ないので」

『え？いないの？』

「そうみたいなの」

『ちょっと代わって？菜々姉ちゃん』

「うん？わかった」

昴と話したいらしく、
コナンに言われスマホを彼に渡した

「コナン君が代わってくれって。はい昴さん」

「あぁ、はい」

昴はリビングから出て電話に出た


「もしもし、ボウヤか」

変声機をOFFにして話す

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