激突！冷凍デジモン… 2 ページ40
ユキダルモン「絶対零度パンチ！！」
ユキダルモンの絶対零度パンチが近くのポストを凍てつく。
太一「あの黒い歯車を早く外さないと！」
A「うん、ファイアブレス！」
Aがファイアブレスを放つがユキダルモンは素手で防いだ。
太一「駄目だ！全然、効かない！！」
ユキダルモン「絶対零度パンチ！」
ユキダルモンが絶対零度パンチで襲いかかり、避けながら逃げる。
太一「あれをくらっちまったら最後だぞ！？進化できないのかよ！アグモン！！」
アグモン「それがお腹すいちゃって力が出ないんだ…」
逃げ惑う3人の前には氷の壁が立ち塞がった。
A「行き止まり！？」
太一「嘘っ！？」
アグモン「太一、僕を投げて！」
太一「投げる？」
アグモン「そう！ユキダルモン目掛けて投げて！それで、僕が背中に取り付いて至近距離ならベビーフレイムで黒い歯車を外せるよ！きっと！！」
太一がアグモンを持ち上げようとしたがとても投げられる程の力が出せなかった。
太一「無理だよ！とてもあいつの背中の上になんか投げられないよ！」
アグモン「頑張ってよ！ほら来た！！」
ユキダルモン「絶対零度パンチ！！」
太一はアグモンを支えられず倒れ、Aもつられて伏せ、ユキダルモンの攻撃には当たらなかった。
そして、ユキダルモンは壁に向かって攻撃をしてしまい、雪がユキダルモンを覆う。
太一「よしっ！今のうちだ！アグモン、丸まるんだ！」
アグモン「え？こう？」
太一の言う通りにアグモンは丸くなる。
太一「エースストライカーのミラクルキックを見せてやる！」
ユキダルモンが雪から出てきたその瞬間に、太一がアグモンを蹴り飛ばした。
アグモンは、ユキダルモンの背中に取り付き至近距離からベビーフレイムで黒い歯車を破壊した。
太一「やった！」
ユキダルモン「あれ…なんで暴れてたのかな？」
アグモン「黒い歯車でデビモンに操られてたんだよ」
ユキダルモン「それを君達が取ってくれたんだね。ありがとう。あ…君達、怪我なかった？」
A「大丈夫…どこも怪我はしてないよ」
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2021年1月12日 16時
