激突！冷凍デジモン…1 ページ39
太一「ぶつかる！ぶつかるぅ！！」
凍った島に直撃するも島の上がふかふかの雪だったおかげで、怪我することはなかった…が、
太一「さみぃ〜っ、このままじゃ凍えて死んじゃう…ん？」
パンツだけの太一は凍え死にそうになっていると真横でアグモンが雪から出られず、Aと太一が駆け寄り引っ張る。
すると、アグモンと共に出てきたのは凍った太一の服だった。
太一「あ…あった俺の服。カチンカチンに凍ってるよ」
アグモン「よし、シャツ広げて。ベビーフレイム！」
火力を抑え凍った服を元に戻した。
太一「いいぞアグモン！その調子でズボンも頼むぞ」
アグモン「オッケー！」
先程よりも火力を上げてしまいズボンが焦げてしまった。
A「ぁ…」
アグモン「焦げちゃった…」
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太一は服を着て遠ざかるムゲンマウンテンを単眼鏡で覗き見ていた。
太一「ムゲンマウンテンからどんどん離れていく。レオモンはどうなったんだろう？そうだ…みんなは？」
辺りを見渡すがヤマトやガブモン達の姿がなくバラバラに引き離されてしまった。
A「太一、このまま流されてどこに行くのかな？」
太一「俺に聞くなよ」
A「だって、ファイル島の外のことなんて知らないんだもん…」
太一「デビモンが言った″海の向こう″の事もか？」
A「なにも知らない…」
すると、地響きがA達を襲いユキダルモンが現れる。
ーユキダルモン (成熟期)ー
氷雪デジモン
タイプ・ワクチン
必殺技・絶対零度パンチ
雪の塊を投げつけてきてA達は間一髪、避ける。
A「そんなっ…ユキダルモンは大人しいデジモンなのに……あれはっ！」
滑るように避けユキダルモンの背後を回るとユキダルモンの背中には黒い歯車が突き刺さっていた。
太一「黒い歯車だ！」
三人「「「操られてる！！」」」
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2021年1月12日 16時
