～あの夏、冒険の世界で恋をする～ファイル島編2 (ページ29)

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闇の使者デビモン…2 ページ29

A「太一、何してるの？」

太一は紙と鉛筆を手に持ち単眼鏡で辺りを見渡していた。

太一「地図を作ってるんだ。これから何かの役に立つかもしれないからな」
光子郎「なる程、それはいい考えですね……え？」

覗き見るととても地図とは言い難い絵が描かれていた。

ヤマト「とても役に立つとは思えん…」
空「太一って図工苦手だったよね…」
太一「描いた本人が分かってるからいいんだよ！！」

丈「地図なんか描いても無駄だよ…もう、どうしようもないんだ」
ミミ「どうしてこんな事になっちゃったのかしら…」

すると、爆発音が響き渡り急いできた道へと戻ると、道が崩されていた。

その先には、レオモンが立っていた。

A「あ、レオモン」
タケル「レオモンって？」
パタモン「レオモンはいいデジモン！」
ガブモン「とっても強い正義のデジモン！」

レオモン「姫君、捕らえる」

Aを狙って襲いかかり。A達はその場から急いで駆け走る。

逃げている途中、太一が描いた地図が舞い、取りに戻ろうとしたがレオモンが追いかけてきた。

A「太一！ファイアブレス！」

太一の危険を察知しファイアブレスを放つが地図が燃え、レオモンは獅子王丸で防ぎ、Aと太一は逃げる。

A「ご、ごめんね太一！地図まで燃えちゃった！」
太一「しょうがないよ！」