ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part20 (ページ39)

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漆黒の冷気妖怪ぶるぶる…5 ページ39

まな、裕太「「っ！」」

真っ暗な森から蒼馬と大翔の叫び声が響き渡り、まなが火元から離れた

まな「蒼馬！大翔！」

蒼馬と大翔の声は聞こえず代わりに不気味な笑い声が聞こえて来る

まな「何の声…？」
裕太「まな姉ちゃん、妖怪の仕業かもしれない！」
まな「うん！猫姉さんに連絡してみる！」

まながスマホを取り出し猫娘にレインを送っていると突然冷気がまなの体全身に掛かり震え、スマホが落ちる

裕太「まな姉ちゃん！！」

まなの体が浮き上がり、不気味な笑みを浮かべた妖怪の姿が現れる

裕太は、一歩が踏み出せず後退ると妖怪はまなを連れて何処かへ行ってしまった

裕太「まな姉ちゃん…」

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ーゲゲゲの森ー

ねずみ男「ふわぁ～～っ」

猫娘「A！鬼太郎！」

鬼太郎の家近くの足の上に横たわり大欠伸をしていたねずみ男…すると、猫娘が大慌てで鬼太郎の家にやって来て簾を開く

猫娘「まなが大変なの！！」

A、鬼太郎「「…え？」」

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まなが拐われてしまい、1人取り残された裕太

裕太(まな姉ちゃんが妖怪に…きっと他のみんなも同じだ。助けなきゃ！)

裕太は助けないとと思い一歩踏み出す…だが、ハッと我に帰り立ち止まる

裕太(でも如何やって？…僕1人しか居ない。この先は真っ暗だ…如何しよう。まな姉ちゃんは居ない…誰も居ないんだ)

裕太は涙を流しながら体勢を崩し膝をつく