ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part20 (ページ32)

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女妖怪・後神との約束…15 ページ32

A「あの三田村って人間の事を調べたら結婚詐欺の常習犯だったらしいよ…騙されて、自ら死を選ぶ人間も居たって」
鬼太郎「あの時の約束…守ってくれると良いけど」
A「そうだね…そうじゃなきゃ」

ねずみ男「守る訳ねぇだろ」

其処へねずみ男が歩いて来る

ねずみ男「常習犯ってならそもそも約束を守るとは考えにくいしな」
A「…ねずみ男？」
ねずみ男「後神を見てるとよ…彼奴を思い出しちまうんだ」
鬼太郎「彼奴？…もしかして石妖の事か？」

ねずみ男「思い出しちまったんだよ…ふとな。彼奴、今頃如何してんのかな？」

ねずみ男は寂しい目で空を見つめていた

A「大丈夫だよ。ねずみ男の優しさが少しでも伝わったって思いたいし…それにね…(石妖も本当の本当は…ねずみ男の事大好きだった気もしたし)」

ねずみ男「何だよ？」
A「え？ううん！何でも無い」
鬼太郎「まぁ、お前が心配する様な事はもうしないだろとは思うし、もしそうなったらまた何とかすれば良い」

ねずみ男「…だよな。俺様が心配するこたぁねーか」

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三田村「お金ありがとう。新しい仕事が成功したら一緒に暮らそう？君と初めてデートした窓から観覧車が見える家で…」

すると三田村の背後に怒りに染まった後神が現れた驚いた女性は悲鳴を出しながら逃げて行った

三田村「っ！！」

後神「やっぱり、約束破ったのね？これからはずーっと一緒よ。

貴方が死ぬまで」

三田村「うわぁぁぁっ！」

三田村の叫び声が響き渡り…Aと鬼太郎が見ていた空はとても青かった