ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part20 (ページ1)

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鮮血の貴公子ラ・セーヌ…16 ページ1

セーヌ「っ…僕の三日月の様に美しく細い牙が…！！」
A「もう止めよう。貴方の負けよ」
セーヌ「煩い！勝負の決着はまだだ！！」

ラ・セーヌが怒りで冷静さを失い、襲い掛かるが避けられる

A「狐火」

狐火が放たれるもマンモスがラ・セーヌを引き、背中に隠す

セーヌ「マンモス、お前」
マンモス「アンタの力は分かった！もう日本には来ねぇから許してくれよ！」
セーヌ「何言ってるんだ！？バック・ベアード様が復活するには生き血が必要なんだぞ！！」
マンモス「そんな事言ったって今此処で、消されるよりは良いでしょう！？」

マンモスが叫び、ラ・セーヌは何も言えなくなった

マンモス「なぁ…頼むよA、鬼太郎！」

A、鬼太郎「「…」」

「甘いな、A、鬼太郎！！！」

如何思ったのか、Aと鬼太郎が黙っていると突然声がし振り向くと、焼けた山小屋の前に立つ零の姿があった

零「化け火招来！！」

零の腕には「火」という文字が浮かび上がり、零の右腕に火が纏い、山小屋の火を吸収して全身を炎で覆う

その姿に、A達は言葉を失っていた