ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part19 (ページ31)

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魅惑の旋律吸血鬼エリート…12 ページ31

ねずみ男「くそっ！お前だけは許さねぇ！！」

ねずみ男は走って向かって行く…だが、鬼太郎が前に立ちはだかり蹴り飛ばし、ねずみ男は柱に激突した

A「ねずみ男！！」

Aが目を開きねずみ男に駆け寄り、ねずみ男が柱に激突しその振動で建物が揺れ注射器までも揺れた。

エリート「そうだ鬼太郎。お前の手でねずみ男を殺し、A姫を私の捧げ物にしろ」

鬼太郎がAとねずみ男に歩み寄り指鉄砲の構えをしていた

A「鬼太郎…っ！ねずみ男？」

Aが泣きそうな顔で鬼太郎を見つめると、ねずみ男がAを守る様に後ろに隠した

ねずみ男「よせ鬼太郎！冗談だろ？そんなモン喰らったら俺も…お前の大事なAもひとたまりも無ぇ！！鬼太郎！！

…そ、そりゃ俺はお前やAに比べりゃゴミみたいな存在かもしれねぇ」

ねずみ男の言葉を聞きエリートの表情に異変が起きていた。まるで、シンパシーを感じたねずみ男を殺す事に戸惑うかの様に

ねずみ男「け、けどよ…俺だって！」
エリート「鬼太郎！早く殺せ！！」

A「止めてねずみ男…鬼太郎！！」
ねずみ男「畜生！如何せ殺るならオメェがその手でやりやがれ！！ジョニー！！！！」

エリート「鬼太郎、殺れ！！！」

注射器がポロッと外れ、エリートの右手に向かって落ちて来て針が突き刺さる

エリート「うわぁぁぁっ！！！」

腕が溶け激痛に叫ぶエリートの声が響き渡る