ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part18 (ページ38)

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少女失踪！木の子の森…6 ページ38

鬼太郎「…分かっただろ？君はもう人間の世界に帰らなくちゃいけないんだって」

「雅…行っちゃうの？」

鬼太郎やAと話していると、心配してやって来た木の子

「嫌だよ雅」
「ずーっと遊ぼうよ」
雅「私だって…っ！」

パキッと音がした瞬間木の子の1体が結んでくれた花の髪飾りのツルが切れ、地面に落ち朽ちた

雅「ごめん…私、もう帰らなくちゃ」
「…」

「「雅を連れて行くな！！」」

A、鬼太郎「「！」」

叫んだのは木の子2体だった

「雅はこの森が大好きなんだ！」
「雅は僕らとずーっと此処に居るって言ったんだ！無理矢理連れて帰るって言うんなら僕らにも考えがあるぞ！！」

木の子2体が叫ぶと、木の子の背中から土煙が発生し妖怪・山天狗が現れた

「山天狗さんが如何して此処に！？」

木の子2体はAと鬼太郎が背に隠した雅の手を引っ張って行った

A「彼女を離して！」
雅「この子達は傷つけないで！」

「如何だ！A、鬼太郎！」
「大人しく帰るんだ！」

だが次の瞬間山天狗が雅を捕まえた

山天狗「何と麗しい。気に入った！この娘はわしが娶ってやる！」
「山天狗さん！？」
「約束が違うよ！」
山天狗「わしはこの娘を人間界に返さぬ様力添えしてやると約束したまでよ」

A「彼女は人間界に帰らないといけないの！そんな事許す事は出来ない！！」

山天狗「ん？…お、お前もしや…練華か！？」

Aの顔を見て山天狗は目を開く