ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part18 (ページ27)

今日:8 hit、昨日:54 hit、合計:133,351 hit

閻魔大王の密約…10 ページ27

鵺は零に向かって蛇の尾で攻撃するが鬼神の腕で防いだと同時に引きちぎった。その頃足止めされていた虎鶫を全員倒したAと鬼太郎

尾を引きちぎられ零に向かって飛び掛る

零「山鳥の矢羽根を付けしとがり矢！！」

紫色の光を発した矢を放ち鵺に直撃し、真っ逆さま状態で壁に吊るされる鵺。その鵺に突き刺さる矢の上に乗る零

零「答えろ。里を焼いたのはお前か！？」
鵺「さ、里だと…？何だそりゃ」

拷問をかける様に雷上動の弦を弾き苦しむ

鵺「ぬぉぉっ！」
零「鬼道衆の里だ！！」
零「し、知らねぇ！そんな里があるのを知っていたら俺がこの手で焼き払ってやったのに！」
零「あぁ！？」

鵺の一言で零は怒りの表情を浮かべ弦を弾く手を強く、早くさせる

鵺「じょ、冗談だよ！勘弁してくれぇ！！」

零「…チッ。空振りか…ならもう良い！人間から奪った生気を戻せ。そうすればお前を自由にしてやる」

勝手な事を言う零に遅れて駆け付けた鬼太郎が止めに入る

鬼太郎「駄目だ！そいつは地獄に…！」
零「黙れ！コイツを倒したのは俺だ。如何しようが俺の勝手だ」
鬼太郎「何っ！」

零「さぁ鵺！如何する」
鵺「わ、分かった…今返す」

鵺の口から沢山の生気が放出され人間達に戻って行き、生気が無くなった事により小さくなる鵺…

雷上動の弓を消し、解放しろと言う鵺に零は右腕を鵺の体に向かって貫き叫び声が響き渡る